転職はマルチタスクで考えよう 失敗しない転職論

ブログテーマは「失敗しない転職」です。せっかく転職するのであれば狙って成功させましょう。転職5回、仕事を楽しんでいる製造業に軸足を置くサラリーマンが発信しているブログです。転職で失敗しない為の思考法」や「転職エージェントの使い方」等が知りたい方はブログをチェックして下さい。転職先に行ってから「失敗してしまった・・」となってからでは遅いですからね。

転職後、企業文化が合わずに「早々に辞めてしまう」を防ぐには?

◆転職先の企業文化(カルチャー)が自分に合わずに早々に辞めてしまうのには理由があった

たくさんの転職エージェントに会って、頑張って転職活動をして、内定を獲得、年収や仕事内容にも満足!市場価値もUP!!

意気揚々と転職先である新しい職場に出社してみたところ、何かが違う・・・自分の思い描いてた職場と違う・・・

 

こんなはずじゃなかった!!

 

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新しい職場の企業文化(カルチャー)が合わずに早々に辞めてしまい、また転職するというパターンは実際にはよく聞きますし、転職失敗あるあるです。

多大なエネルギーを注ぎ込んで転職活動を頑張り、やっと辿り着けた新しい職場。しかし、全然馴染むことができず、むしろ前職の環境の方が自分にフィットしていた現実を知ってしまう・・・

 

誰にでも起こる現実です。ちゃんと転職活動をして、新しい世界を味わったからこそ知り得た厳しい現実の世界。

筆者ponzohもこれまでの転職歴の中で、

「この職場環境、カルチャーに馴染めねーよ!」

と、転職が失敗に終わったこともありますし、これから、転職を考えている皆様にもその可能性は多いにあります。。

残念ですがそれが現実ですし、リスクの無い転職はありません。


ただ、せっかく転職をするのであれば、失敗はしたくはありません。

 

では、どうすれば良かったのでしょうか?

転職先の新しいカルチャーとご自身が合うか合わないかを、入社前に察知出来るのでしょうか?

結論として、「新しい企業文化(カルチャー)にフィット出来るかどうか」は入社前に大部分は把握できると考えております。ただ、流石に100%は把握出来ませんのでそのあたりは悪しからずご了承ください。

 

◆敵(転職先)を知り己を知れば百戦殆うからず~転職先に求める希望条件~

まず、ご自身(己)の転職先に求める希望条件を改めて把握する必要があります。
転職希望条件は大きく5つの軸で考えられていると思います。

  1. 仕事内容
  2. 年収
  3. やりがい(面白さ)
  4. キャリアパス
  5. 職場環境/企業文化(カルチャー)

人にもよりますが、一般的には「1.仕事内容」が1番優先順位が高くて、「5.職場環境」の優先順位が5番目になると思うので、企業文化(カルチャー)が合うか合わないかは見落としがちになりますし、よしんば気づいてはいるのだけれど、仕事内容や年収の方を優先しがちになってしまいます。

しかし、これが落とし穴(転職の失敗)にはまってしまう理由なのです!!

「どんな企業文化(カルチャー)でも馴染めるぜ!」というプロ転職人であれば別ですが、普通の人は馴染める文化と合わない文化とがあるはずです。

どんな企業文化(カルチャー)、職場環境であれば自分はパフォーマンスを発揮出来ていたのかを、転職する前にしっかり把握しておく必要がありますから、転職希望条件の優先順位として、「職場環境」を一番上に持ってきても良いぐらいでっせ!まじで!

 

 ↓訂正後 

1.職場環境/企業文化(カルチャー)
2.仕事内容
3.年収
4.やりがい(面白さ)
5.キャリアパス

自分がフィットする企業文化(カルチャー)の把握を曖昧なままにしている人は、運良く転職出来たとしても、遅かれ早かれ

「こんなはずじゃなかった!」

といって、また、転職してしまう可能性が高いです。

もちろん、たまたまフィットしましたという結果は有りえますが、転職はギャンブルではないので、戦略的に動きたいですよね。

 

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では、企業文化(カルチャー)/職場環境とは具体的にどういうものなのか考えてみましょう。企業文化(カルチャー)/職場環境は、別の切り口で見てみると、

  • 仕事の進め方
  • 評価方式
  • 時間軸
  • 人材の属性

これらの観点に置き換えてみることができますから、このポイントでご自身はどういう条件であれば、ストレス無く仕事に取り組めるのか(取り組めていたのか)を考えてみてください。

例えば、

  • 上司から具体的に指示された方が仕事がし易い
  • 自分で考えて、回りを巻き込みながら仕事をしたい
  • 仕事に没頭したい(働き方改革反対!いっぱい働きたい)
  • 仕事とプライベートの区分け無く、がっつり職場の人と友人のような時間を共有したい
  • プロセスを評価されるより結果(成果)だけを評価して貰いたい
  • 短期(月単位)の仕事よりも長期(年単位)で仕事に取り組みたい
  • 熱き心や志を持った仲間と共に働きたい

などなど、、

「仕事の進め方」、「置かれた状況」、「上司や同僚」、「評価のされ方」等を振り返ってみて、自分にフィットしていたものを言語化してみてください。ご自身が転職先に求める企業文化/職場環境がだんだん明確になってくるはずです。 


◆敵(転職先)を知り己を知れば百戦殆うからず~敵(転職先)を知り尽くす~

自分のことが理解できれば次は相手(転職先)のことです。

転職先の情報を取るには、いくつかのチャネルがあります。その中でも最も重要なのが転職先の企業に在籍している人からの情報です。

めっちゃ当たり前のことを言っていますよ。「そんなの知ってるわい!」とツッコミが644人ぐらいからきそうです。

ただ、内定を取ることが目的になっている場合、企業文化(カルチャー)がご自身に合うかどうかという観点で、面接担当者や転職先の社員から情報をしっかり取れていないケースが実に多いです。

 ちなみに、情報を得るチャネル例はこちらを参考に。 

  • 企業のHPやその他ネットに落ちている情報
  • 上場していれば、IR系の情報(決算情報、有価証券報告書等)
  • 転職エージェントからの情報
  • その企業に詳しい友人、知人からの情報
  • Openwork(旧Vorkers)や転職会議等の口コミ情報
  • 採用の面談、面接等での現役社員から実際に得る情報

 詳しくは、こちらの記事を参考に。

www.freeponzohflow.com

 

では、転職希望先の面接官、現役社員からどうやって様々な情報を取っていけば良いのでしょうか?

基本スタンスとしては、下記3点をテーマに、「面接」や「面談」の中で様々な質問を投げかけていきます。議論が深まり内定までぐっと近づくと思いますよ! 

  • 戦略・・・何をやっている会社?社会にどういう価値を与えている?
  • 人材・・・戦略を実行するのは人。どんな人材がいる会社?
  • 環境・・・戦略、人材がイケてたとしても、置かれている環境は問題ない?

詳しくは、こちらの記事を参考に。

www.freeponzohflow.com

 

上記は基本スタンスの情報の取り方ですが、企業文化(カルチャー)がご自身に合うかどうかという観点でいうと、このポイントが一番大切です。

 出来るだけ多くの人と会う

可能な限り多くの人と会う

とにかくめっちゃ多くの人と会う

 本当にこれに尽きます。

面接官として出てくる「人事担当者」「現場の責任者」「管掌役員」「社長」等は流れで会うことが多いですが、肝となるのはご自身が所属予定のチームの「先輩・同僚」「後輩メンバー」あたりに会わせてもらうことです。

『ミスマッチ(企業文化がご自身に合うかどうか)を防ぐために、お互い(転職希望先とご自身)のことについて、もっと情報交換しませんか?』

という面談の場を設けて欲しい、という提案をすれば、良い会社であれば提案に乗ってくれます。逆に、乗ってこない場合は、黄色信号だと判断した方が良いです。

面接では多少盛った答えを企業側も求職者側もしているものですが、これまでの経験上、提案に乗ってこない企業であれば、単純に盛っているだけでなく、面接の場でオープンにしていないネガティブな情報がある気がします。  

◆より多くの転職エージェントと繋がっておくべき理由

転職希望先の「面接官」「現役社員」から情報を取った後は、その情報の信ぴょう性を転職エージェントの力を借りて検証する必要があります。あくまでも企業側から取った情報ですから、その裏付けを他のチャネルから取った方が良いでしょう。

転職口コミサイトをはじめとしたWEBからも情報は取れますが、一番のおススメは転職エージェントに相談、確認することです。

ポイントは、転職希望先を紹介してくれた転職エージェント(この転職エージェントから転職希望先に応募しているという意味)以外から、情報を取ることです。

そもそも、応募をアレンジしてくれた転職エージェントは、出来る限りその転職希望先に貴方を送り込みたい訳です。

転職エージェントも商売ですから当たり前です。転職希望者が実際に新しい職場に転職をしてはじめて、転職エージェントに報酬が入ります。

それが故に、応募をアレンジしてくれた転職エージェントは、転職希望先のネガティブな情報についてはあまり教えてくれないばかりか、そんなネガティヴ情報は気にしない方がいいですよと、否定をしてくるケースがちょいちょいあります(残念ながら、そういう転職エージェントは存在します)。

せっかく、転職希望先の色々な人に会って、苦労して色々な情報を取ったわけですから、ニュートラルに評価してくれる転職エージェントに確認した方が良いですよね。それは、応募した案件と直接関係のない転職エージェントに他なりません。

 

本ブログでは、「出来るだけ多くの転職エージェントに会った方が良い」と推奨しております。

転職エージェントは当たり外れが本当にありますから、信頼できる転職エージェントと繋がる為には、出来るだけ多くの転職エージェントに会いに行くしかありません。

信頼できる転職エージェントと繋がっておけば、転職希望先から取った情報の信ぴょう性について相談、確認することが容易に行えます。

意気揚々と転職先である新しい職場に出社してみたところ、何かが違う・・・自分の思い描いてた職場と違う・・・

こんなはずじゃなかった!!

とならないように、転職を失敗しないように、転職エージェントとはたくさん繋がっておきましょう!!

たくさんの転職エージェントと接点を持つにはBIZREACH(ビズリーチ)が断然おすすめです。

登録さえすれば、基本的に待ちの姿勢でOKです。転職エージェントの方からコンタクトがガンガンきます。転職で失敗したくない方はこちらから登録してください。 

 

「いやいや、わたしは大丈夫よ!転職で失敗なんてしないから!!」という人も、転ばぬ先として登録しておいた方が良いと思います。

転職エージェントと繋がっておいて損はないですから、時間のある時にちょいちょい会っておくことをおススメします。

BIZREACH(ビズリーチ)への登録は無料ですし、転職エージェントも無料で使えるサービスですので使わにゃ損です!!

 

登録の前に、ビズチーチをメリットについてもう少し知りたい方は、↓こちらの記事をご覧ください。

www.freeponzohflow.com

 

失敗しない転職をする為には、

  • ご自身の転職希望条件を明確にすること
  • 転職希望先の情報をたくさん取ること
  • そして、その情報を転職エージェントにぶつけて検証すること

が必要です。

是非、実践して転職を成功させてくださいね!!