転職の面接時にピリッとするような質問はできていますか?
面接官の質問に対してうまく答えられていますか!?
この記事では、私が「面接」を如何に突破し、そして、内定を得てきたのかについてお伝えしてまいります。
- 転職後に、自分が活躍できるイメージを持てる会社へ
- 「転職の面接」において、トークテーマにすべき内容を知っていますか?
- 中途人材を外から採用したい企業の思惑とは
- 企業が中途人材を採用したい(せざるを得ない)背景を考える
転職後に、自分が活躍できるイメージを持てる会社へ
面接突破の具体的手法をお伝えする前に超重要なことが1つあります。この手法を使ってたくさん内定を貰ったとしても、
転職先に入社後に、十分なパフォーマンスを発揮できるイメージを持てる会社を選ぶ
ようにして下さいね!
このイメージを持てない会社には、いくら待遇や仕事内容が良くても転職することはおススメできません。。ダメダメです!!
ぶっちゃけていうと、転職は「出たとこ勝負」の世界なので、転職先で成功出来るかどうかは入社してみないことには分からない部分も多いです。
ただ、転職の面接時の相手先企業との会話の中で、自分が活躍できるイメージを少しも持てないケースであれば、その転職はリターン(転職に成功)よりもリスク(転職に失敗)の方が高いと断言できます。
過去5回転職して、その中でも相対的に上手くいった転職に共通することは、この「自分が活躍出来るイメージ」を面接を通じて強く持てていたことです。
このイメージが薄くとも、入社後の頑張り次第では、リカバリー出来ることも当然あるのですが、結構しんどいですよ。
「こんなはずじゃなかった・・・」と転職を後悔する日々になってしまう可能性大です。残念なことに、この手の失敗談はよく耳にしますから、本当に注意しましょう!
どうせ転職するのなら、必要のない苦労をするよりも、楽しく働けるような環境でもって、ご自身が転職後にすぐ活躍出来た方がいいですからね。
「転職の面接」において、トークテーマにすべき内容を知っていますか?
さて、前置きが長くなりましたが、
入社後、十分なパフォーマンスを発揮出来るイメージを持てる会社に転職
する為に、「転職の面接」において、選ぶべきトークテーマがあります。それは、
転職先の会社の(経営)課題を見つけ出し、それに対して、自分であればこんな解決が出来ますよ、というプレゼンをやる
ことです。
このプレゼンをして、面接担当者のリアクションが良く、議論が深まっていけば、入社後、自分は活躍出来そうだという判断をしても良いと思います。
逆に、議論が噛み合わない場合は、転職先(の担当者)に問題があるのか、もしくは、自分(求職者)に問題があるだろう、と思った方が良いです。
何故ならば、仮に課題設定が間違っていても、勘の良い会社(担当者)であれば、会話の中で修正してきてくれると思います。
また、議論が全然かみ合っていかないのであれば、運よく内定を得たとしても、その会社では仕事の進め方が合わなかったり、高いパフォーマンスを発揮できない可能性がある、と判断した方が合理的だからです。
中途人材を外から採用したい企業の思惑とは
転職先の会社が、外から中途人材を採用するということは、基本的な前提として、「社内の人間では解決出来ない仕事がある」ということだと思います。
また、会社側の事情として、人が辞めてしまった状況での不足を補う守りの採用なのか、新しい仕事や戦力増強の為の攻めの採用なのかも見極める必要があります。
今までの私の転職経験をベースに考えると、欠員補充の採用よりも、戦略的に課題を解決する為の採用をしようとしている会社を選んだ方が、より面白い仕事は出来ると思いますよ。
要は、後ろ向きな採用(守り)か、前向きな採用(攻め)かということですね。
極意としてお伝えした「課題解決のプレゼン」は、後ろ向きな採用よりも、前向きな採用の場合においてより威力が発揮されると思います。
後ろ向きな採用は、人が単純に足りていない状況なだけなので、中途人材に求めるスペックもそれほど高くなく、「課題解決」というよりは、「目の前の仕事」を着実にこなしてくれる人材が出来るだけ早く欲しいというケースが多いでしょうからね。
前向きな採用は「戦略的に課題を解決出来る人材」を欲しい状況ですから、採用を急いでなくて、むしろ、求めるスペックに合致した人材を通年でじっくり探しています。
そこに、秘伝の「課題解決のプレゼン」がハマれば、企業側には魅力的な人材と映りますし、好待遇で採用したいというふうに事が運んでいくでしょう!
企業が中途人材を採用したい(せざるを得ない)背景を考える
企業側の採用の背景を理解することで、そもそも、中途人材に求める役割や期待することがイメージ出来ます。
企業それ自体の情報収集をすることはもちろん大切なことなのですが、「外から採用したい」、「採用せざるを得ない」という状況の裏側にある企業の採用の考え方についての情報収集も忘れないようにしてください。
世間的に有名な会社でも、やたらめったら常に募集をしまっくている会社というのは、何処か問題があるという想像もできますし、一方で、外から中途採用を全然しない会社というのも問題がある気がします。
労働流動性の高低の観点は大切ですので、頭の片隅にインプットしておいてくださいね。
このあたりの情報を自分だけで集めるのは限界がありますから、転職エージェントに募集の背景等を中心に情報収集を依頼するのもおすすめなやり方です。
以上、「転職の面接」では課題解決のプレゼンをすることで内定獲得へぐっと近づくという内容でした。
面接では面接官から聞かれたことにうまく答えることも大切ですが、面接の場をリードして自分の土俵で話すことを意識してみてください。面接の景色が変わると思いますよ!