転職の相談を友人から受けることが増えてきました。背景として、コロナの影響が大きいと思いますが、会社や業界の将来、また、自分のキャリアを考えた時に、期待より不安の方が大きくなったことで、転職を今まで以上に真剣に考えるようになっています。
私は転職を5回経験していますし、こういう転職ブログも書いているので、転職の相談を昔からよく受けているのですが、転職相談者さんが実際に転職できるかどうかは大体分かってしまいます。
どうせ転職の相談に乗るのだから、相談者さんの転職活動の成功を願ってアドバイスをするのですが、その後の転職活動がうまくいく人、うまくいかない人の差が結構あるなぁと常々感じていました。
転職活動がうまくいかない、前に進んでいかない人のボトルネックはどこにあるのかについて書いてみます。
転職の「活動量」が非常に少ない
結論を先に言うと、転職活動がうまくいかないケースに該当する転職相談者さんは、行動量がかなり乏しいです。例えば、職務経歴書の作成、転職エージェントへの登録、企業への応募等どれも時間をかけ過ぎていて、流れに乗り切れないというか、間が悪いんですよね。。
セオリーとして、現職の仕事をやりながら転職活動をするには、体力、気力、時間がそれなりに必要ですから、転職活動をスタートさせてから半年ぐらいで内定獲得までもっていかないと、体と精神力が持ちません。
それなのに、「転職活動がうまくいかない転職相談者さん」は逆に長い時間をかけて転職活動をする傾向にあります(何年かけて転職活動するつもりなのよと!?)。転職活動と言えば聞こえはいいですが、実際のところは頭の中で悩んでいるだけで、アウトプットが少ないです。
例えば、
- 職務経歴書作成にやたらと時間をかける
- 転職エージェントになかなか登録しない
- 企業への応募を全然しない
という塩梅です。行動があって結果が出るわけですから、これではPDCAが回らないので、改善の仕様もありません。。
何故ならば、行動というアウトプットがないと改善、修正ができないですし、どこが問題なのかが見えてきません。結果、転職が成功する確率も低くなってしまいます。
転職の「活動量」が少ない真の要因とは?
と、ここまで「転職活動がうまくいかない転職相談者さん」について否定的な書き方をしてしまいましたが、彼らが行動をしない(できない)根っこの部分、理由は当然ある訳で、それは何なのか考えてみました。一言でいえば、「結果に対する恐れ」なのだと思います。
- 職務経歴書作成にやたらと時間をかける⇒自分の経歴に自信がないので、何を書いていいのか分からないし、頑張って書いたものに対して否定的なコメントを貰ったらどうしよう・・・
- 転職エージェントになかなか登録しない⇒自分の経歴で、転職エージェントが会ってくれるとは思えないから、登録しにくいな。だから、会ってくれるようにしっかり準備しよう(時間が無駄に流れる)・・・
- 企業へ応募を全然しない⇒書類選考や面接で落ちたらどうしよう。転職できないかもしれない。書類や面接で落ちないようにしっかり準備をしよう(時間が無駄に流れる)・・・
転職活動がドライブしていかない根っこの部分はこういうところが理由なのではないでしょうか。これまでの自分のキャリアに自信が持てないが故に、転職活動の根本的なアクションを先伸ばしにしてしまうという悪循環ですね。
そもそも、今のキャリアに自信が持てなかったり、現職の会社に不満や不安があるから、転職活動を始めたはずなのに、転職活動からくる「失敗」が怖いが故に現状から動き出せなくなっていると。
ただ、当然、行動しなければ、何も未来は変わりません。。
転職活動の伴奏支援サービス
とは言え、「転職活動がうまくいかない転職相談者さん」にもっと頑張れと言ったところで、頑張り方が分からないでしょうし、行動に変化が起きないのが現実だと思います。
そんな転職活動が前に進んでいかない方向けに、弊ブログの今後のコンテンツの1つとして、ステップバイステップで着実に転職活動が進めていけるような記事を増やしていきたいと考えております。
「こんな記事が読みたいのよ!」という方は、問い合わせやTwitter等でご要望を教えてください!
また、従来の転職エージェントとは違った、転職活動の伴奏、支援を手厚くしてくれる有料サービスもありますので紹介したいと思います。
ポジウィルキャリアというサービスで、自分の力だけで、職務経歴書の作成や転職エージェントへの登録、企業への応募が難しい人に最適なサービスだと思います。
転職エージェントは基本的に無料で相談できますが、このポジウィルキャリアは有料サービスです。一言でいうと転職のライザップ版です。費用はサービスの内容にもよりますが、約20万円~で、転職活動をガンガンドライブさせていくというものです。
当然、高いお金を払ったからには本気で転職活動に取り組まないといけなくなるという効果もありますし、ポジウィル社からは求人の紹介がないので、じっくりと自己分析やキャリアの棚卸をしたり、転職軸を決めたり、職務経歴書の作成、磨き込みをしていくようなイメージです。
1人で転職活動をやっていても、なかなか前に進まない方はこういうサービスを使ってみるといいでしょう、最初は「無料でキャリア相談」ができるので、頭の中で悩んでいて、転職活動のやり方が分からない方は、先ずは問い合わせをしてみてください。
結局のところ、転職するかしないかは転職先と現職とを比較検討して、転職先の期待値が現職を上回れば転職しますし、そうでなければ現職に留まります。
その比較検討をする為には、転職活動を一歩でもいいので前に進めないといけない訳なので、ある意味、ライザップ方式の伴奏支援の有料サービスは「転職活動がうまくいかない転職相談者さん」の特徴に当てはまる人に向いていると思います。