◆新卒に1,000万を出すのが当たり前の時代になってきた
「NEC」は優秀な研究者には新卒であっても年収1,000万の報酬を出すみたいですね。
回転寿司の「くら」も幹部候補生として、26歳以下で英語がビジネスレベルの人材に年収1,000万の報酬を出すというニュースが先日話題に上がりましたし、ユニクロに至っては入社3年で年収3,000万もイケるとのこと。
いや~この時代に生まれたかったなぁ・・・入れるかどうか知らんけど(笑)
入り口は外資の投資銀行やコンサル並みの高水準ですやん。筆者ponzohは2005年に新卒でベンチャーのコンサル会社に入りましたけど、年収は300万無かったですからねぇ~
年収の多寡だけで仕事を決めるのはよろしくないですけど、新卒や若い時に「これがやりてー!!!」という熱き目標が特に無いのであれば、大手で年収が高い会社に入るという選択は決して悪くはありません。
外資の金融やコンサル、総合商社、一部メーカーのように業界(ビジネスモデル)として儲かっているから高い報酬を得られる訳ですが、当然、高い報酬には仕事の厳しさもセットされてます。
若いうちは肉体的にも精神的にも無理がきくので、その時分に厳しい仕事に揉まれて仕事の戦闘力を高めつつ、高い報酬を貰うというのが勝ちパターンの1つだと思います。仕事の厳しさも高い報酬があれば踏ん張りが効くと思いますしね。
特にやりたいことが無いのに、何となくベンチャーに行ったりとか、年収が低いのに仕事が厳しい業界や会社に入ったら、正直しんどいですよ。
あたくしの場合は、やりたいことがあって新卒でベンチャーのコンサルに入社しましたが、それでも厳しかったですからねぇ~(遠い目)
◆市場価値が自然と高まる環境に身を置かないといけない時代になってきた
もう一度、新卒で就職活動をやり直せるなら、ハーフハーフで別の選択肢を選ぶかもしれません。。
幸い、仕事の厳しさはこの会社で経験出来たので、仕事の戦闘力とド根性はつきました。今となっては感謝の気持ちもございますが!!
6社経験していますが、その中でも新卒の仕事の戦闘力が高い会社はもれなく厳しいですし、そこそこ忙しく働かされます。
そういう会社で何年か働けば、市場価値が高まって転職が出来るでしょうけど、一方で、ぬるい会社に入ってしまえば、仕事は何となく出来てしまうかもしれませんが、そういう環境でいくら経験を積んでも市場価値は高まらず、いざ転職という事態に直面しても、良い転職先を見つけるのはなかなか難しいでしょう。
経済が右肩上がりの時代であればそれでも何とかなりましたが、今の時代はそうではないですし、「UFJ」のようなメガバンクしかり、「東芝」や「富士通」のような製造メーカーしかり、「損保ジャパン」のような保険会社しかり、超大手の会社に入ってもいきなり人員整理の憂き目にあう可能性もありますから、転職というオプションは常に持っておきたいですね。