転職はマルチタスクで考えよう 失敗しない転職論

ブログテーマは「失敗しない転職」です。せっかく転職するのであれば狙って成功させましょう。転職5回、仕事を楽しんでいる製造業に軸足を置くサラリーマンが発信しているブログです。転職で失敗しない為の思考法」や「転職エージェントの使い方」等が知りたい方はブログをチェックして下さい。転職先に行ってから「失敗してしまった・・」となってからでは遅いですからね。

【おすすめ】転職5回で役に立ったおすすめ転職エージェント

私はこれまで5回の転職を経験しました。その経験の中で沢山の転職エージェントを利用してきました。

転職活動を成功させるには「転職エージェント」を利用することが必要不可欠だからです。

今回は、私が転職活動を通じて利用した転職エージェントの中から、実際に役に立ったおすすめの転職エージェントや、そもそも転職エージェントとは!?をお伝えします。

結論を先に申し上げておくと、万人にとってベストな「転職エージェント」はいないと考えています。但し、自分に合うベターな「転職エージェント」を見つけることは可能です!

ポイントは転職活動の中で、いろんな「転職エージェント」に実際に会ってみて、自分にとって相性の良い「転職エージェント」を見つけることが出来るかどうかが、転職活動を成功させるのか、それとも、失敗させてしまうかの分岐点になります。 

転職エージェントの仕事とは

そもそも「転職エージェント」はどんな仕事かというと、大きく2つの業務に分けることができます。

1つ目は、求職者(転職したい人)に求人を紹介し、求職者がその会社に実際に転職すれば、年収の何割か(大体30%)を企業から手数料としてもらうという業務です。

2つ目は、人材を採用したい企業から求人を獲得する業務です。

「転職エージェント」として、求職者と企業の両方に接することもあれば、求職者だけ、企業だけと分業にしているところもあり、それぞれ一長一短あると思います。

個人的な経験でいうと、分業よりも、両方に接している転職エージェントさんの方がやりとりし易かったですかね。個人としてのレベルも高い気がします。

 

さて、「転職エージェント」と一口に言っても千差万別なので、5つのテーマで説明してみたいと思います。

  1. 大手と中小・個人
  2. 内資系(国内)と外資系
  3. 業界幅広と業界特化型
  4. 転職エージェントとヘッドハンター
  5. ビズリーチ

大手と中小・個人の転職エージェント

まず、大手の「転職エージェント」というとこのあたりですね。

リクルートエージェントマイナビエージェントJAC Recruitmentパソナdoda

大体聞いたことがある会社ばかりだと思います。大手の「転職エージェント」の一番の特徴としては求人数が多いところです。

また、担当者がそこそこ重い営業目標を背負わされているので、転職エージェントから沢山の会社に応募してくださいと言われることが多いです(笑)。

一方、中小・個人の「転職エージェント」は少数精鋭のところもあるし、社長一人で会社を回しているところもありますね。

求人数は大手と比べて多くはない(むしろ少ない)のですが、企業とのグリップが強いケースも多く侮れませんよ。

運良くレベルが高い「転職エージェント」に出会えれば、キャリアの棚卸し等、転職活動全般について色々と相談にも乗ってくれると思います。

この仕事に精通している人ほど、そもそも転職をする必要があるのか無いのかというそもそも論から、深掘りをしてくることが多いように思います。

経験上、そういう深掘りをしてくる「転職エージェント」さんはプロの方なので、安心して色々と相談してみることをおススメします。

プロだなぁ、と感心したことがある「転職エージェント」さんは、中小・個人に多かったですね。

中小・個人の「転職エージェント」を探すにはビズリーチ経由がベストです。ビズリーチの説明は後程出てきますので、このまま読み進めてください。

 

内資系(国内)と外資系の転職エージェント

1の「大手と中小・個人」では、内資系(国内)についてしか触れませんでしたが、外資系(外国)の「転職エージェント」も存在しています。

当然、外資系の「転職エージェント」ですから、基本的に紹介される求人も外資系が多いです。

外資系企業へ転職したい方は、外資系の「転職エージェント」を使うのが手っ取り早いですね。私が実際に使ったことがあるのはこの4社です。

エンワールド・ジャパン

ランスタッド

マイケル・ペイジ

ロバート・ウォルターズhttps://www.robertwalters.co.jp/

もちろん、リクルートエージェントJAC Recruitmentでも外資系の求人の紹介はありますが、餅屋は餅屋ですので、外資系に転職したい場合は、まずこの4社で問題ないと思います。

外資系企業への転職なら「外資系転職エージェント」を利用した方がいい理由

私はこれまでのキャリアの中で外資系の会社を経験したことは無いのですが、外資系の「転職エージェント」にはよく会ってました。

外資系の「転職エージェント」は積極的に沢山の求人を紹介してくれるので、幅広く求人を見たい時にはおすすめですね。

仕事内容は結構ハード系の印象ではありますが、年収等の待遇は国内の求人に比べて魅力的なものが多かったですね。(流石外資!)

年収を単純にめっちゃ上げたいという転職ニーズであれば、外資系の求人はそれを満たしてくれる可能性は高いですよ。

ちなみに、外資系の「転職エージェント」とのコミュニケーションについてですが、外国人、日本人の両方のスタッフがいることが多いので、英語ではなく日本語でもOKAYでございます。

もちろん、外資系への転職については、英語がすごく達者でなくとも内定は貰えるとは思いますが、英語ができるに越したことはないでしょう。

仕事内容にもよりますが、TOIEC600点や700点の英語力でも転職可能という入社時のハードルが低い求人は普通にあります。ただ、入社後に語学で苦労するよりかは、入社前にある程度は英語力をブラッシュアップしておいた方が良いとは思います。

外資系転職エージェントのメインどころ4社以外の、中小・個人の外資系転職エージェントも存在しているとは思いますが、残念ながら私は利用したことがありませんので、このテーマはここまでとします。  f:id:ponzoh:20190416064350j:plain

業界幅広型と業界特化型の転職エージェント

業界幅広型はイコール大手の転職エージェントです。広く様々な業界の求人を見たい時は、リクルートエージェントdoda等の大手の「転職エージェント」に相談にするのが手っ取り早いです。

一方、「特定の業界に転職したい」という具体的な要望があれば、業界に特化した「転職エージェント」にお世話になった方が転職の希望を叶えやすいでしょう。

ちなみに、「業界特化型転職エージェント」よりももっとニッチな、ある特定の会社とずっとお付き合いしていて、その会社の求人をメインに紹介する「会社特化型転職エージェント」もいました。

当然、会社とのグリップが超強いので、特定の会社にどうしても転職したいのであれば、そういう「転職エージェント」を探すのもアリだと思います。

昔話ですが、当時、「会社特化型転職エージェント」に紹介してもらった会社から内定を貰いました。しんどかったのは、内定承諾をその転職エージェントからごり推しされたことですね。。

今となってはいい思い出ですが (笑)。(結果、お断りました・・・)

業界特化型でお世話になったことがある転職エージェントはこのあたりです。

IT系【レバテックキャリア】

コンサル系 【ムービン】

ベンチャー系【プロコミット】

スタートアップ系【for Startups】

上記以外にも業界に特化した「転職エージェント」はたくさん存在しています。グーグルで「転職エージェント 〇〇〇」で検索してみてください!沢山ヒットすると思いますよ。気になればコンタクトしてみてください。

 

転職エージェントとヘッドハンター

「転職エージェント」の説明の本筋からは外れますが、所謂、ヘッドハンターとの比較で転職エージェントの仕事をみてみたいと思います。

「転職エージェント」は別の表現をすると、「登録型人材紹介」です。業務の一連の流れとしては下記になります。

・ある「転職エージェント」会社に読者さん(求職者:転職したい人)が、WEB等で自ら登録をする。

・その「転職エージェント」会社が様々な企業から集めてきた求人を、求職者の要望を勘案して紹介する

転職したい側が起点となって、「転職エージェント」にコンタクトを取り、求人を紹介をして貰う流れですね。また、大体の求人は一般公開のもので、本当の意味での非公開求人は少ないです。

一方、「ヘッドハンター」はサーチ型の人材紹介と言われます。流れとしては下記になります。

・企業からの要望に応じて、「ヘッドハンター」から求職者にコンタクトを取る
・大体的に募集できない事情があるケースが多く(エグゼクティブ)、一般公開はせずに水面下でのサーチ
・転職活動を積極的にしていない求職者も含めてサーチ、コンタクトする

「転職エージェント」とは真逆で、「ヘッドハンター」が起点となって、求職者を探して、「ヘッドハンター」からコンタクトを取るということですね。

例えば、ヘッドハンティング案件での有名所では、モノタロウ社からリクシル社に移った瀬戸欣哉さん、ローソン社からサントリー社に移った新浪剛史さんあたりですかね。

こんなに有名人でなくとも、一般人においても、「ヘッドハンティング」は日常茶飯事に行われていて、私の経験上でも、勤務先に「ヘッドハンター」から電話があったり、リンクトイン(世界最大級のビジネス特化型SNS)経由でコンタクトがあったこともありました。

ヘッドハンター案件は、こちらから探しにいくことは出来ないので、現職で日々実力を付けておけば、何処かでお声がかかる日がくるかもしれません・・・

 

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ビズリーチとは

今までお伝えしてきた「転職エージェント」と一線を画するのがビズリーチです。

CMや色んなメディアで取り上げられていて抜群の知名度です。私が転職活動で使っていた10年以上前はそれほど知名度は無かったのですが、、、

簡単にビズリーチのサービスを説明します。

端的にいうと、「ダイレクトリクルーティングを提供するプラットフォーマー」と言えます。この機能は他の「転職エージェント」には無いものですから、明らかな差別化ポイントですね。

「ダイレクトリクルーティング」とはあまり馴染みのないフレーズですが、ここでは転職をしたい側(求職者)からの視点ではなく、企業からの視点で説明します(そちらの方が分かり易いので)。

企業が優秀な人材(転職者)を中途採用する場合、今までは上記で挙げた「転職エージェント会社」や「ヘッドハンティング会社」を使ってきました。

ただ、この流れだと、

「企業 → エージェント/ヘッドハンター → 転職者」

というフローになってしまう為、企業として、「待ち」の採用となったり、エージェントのフィルターを通すと欲しい人材に辿り付けなかったり、何より、転職活動をしている求職者に直接コンタクトを取るのが困難でした。

そこでビズリーチは、登録者数94万人以上、スカウト可能人数48万人以上のデータベースを構築して、そのプラットフォーム(データベース)上で、企業がダイレクトにリクルート(採用)出来るようにしました。

この採用の仕方を「ダイレクトリクルーティング」といって欧米では一般的な採用手法となっています。

「転職エージェント」や「ヘッドハンター」を介さずに、転職希望者に直接コンタクト出来るサービスを提供したところがビズリーチの強みです。

(もちろん、「転職エージェント」も求職者に絡めるサービスもありますよ。。)

 

転職希望者にとってビズリーチを使うメリットとは

さて、前置きが長くなりましたが、我々、転職したい人間にとってのビズリーチを使うメリットの内容をお伝えしていきます。

ビズリーチに登録していると、「転職エージェント」や「企業」からコンタクトがガンガン入ってくることが最大かつ唯一無二のメリットです。

登録するやいなや、本当にバンバンメールで連絡が入ってくるので、さばくのが大変なぐらいです。

当然、全く興味の無い企業や「転職エージェント」からのオファーはスルーでも良いかもしれませんが、少しでも引っかかるものがあれば、多少無理をしてても会いに行ってくださいね。

特に、「転職エージェント」は千差万別ですし、会社というよりかは担当についた「転職エージェント」その人のレベルや熱量によって、ご自身の転職活動の後押しとなるか否かが変わってくるので、ガンガン会いに行くことを強くおすすめします。

たくさんの「転職エージェント」に会っていく過程で、「キャリアの棚卸」や「自己分析」が磨かれてくるだろうし、また、転職が成功した後も付き合いを続けたい本当のプロの「転職エージェント」にも出会えることもあると思います。

ちなみに、ビズリーチに登録している求職者(転職したい人)のスペックや年収レンジはそこそこ高いと転職業界の共通認識があるので、「企業」も「転職エージェント」も熱めのコンタクトが多いです。

ビズリーチについては、別の記事で詳しく触れていますが、リクルートエージェントdoda等の大手転職エージェント以外の、中小・個人の転職エージェントと接点を持つには、ビズリーチ経由が一番適良いです!

ビズリーチについて、深堀したい方はこちらをご覧ください。 

www.freeponzohflow.com

 

転職エージェントを使う理由

転職サイトや転職エージェントを使わずに、企業のHPから直接応募するケースと転職エージェント経由で応募するケースのどちらの書類通過率がいいのでしょうか。

どの転職エージェント経由かによっても結果は変わるとは思いますが、私の経験では、直接応募よりも転職エージェント経由の方が書類通過率が高いと思います。

理由は簡単です。転職エージェントがあの手この手で、求職者を企業に推薦してくれるからです。

転職エージェントの立場に立ってみると色々見えてきますが、求職者が実際に転職してはじめて企業から転職エージェントに報酬(年収の3割が相場)が支払われます。

つまり、そういうインセンティブがあるからこそ、企業に積極的に推薦してくれますし、自分で直接応募するよりも、転職エージェント経由の方が書類通過率がよくなるという訳です 。

加えて、面接日程の調整や年収交渉も転職エージェントが担ってくれるわけなので、転職エージェントを使わない理由がありません。

ただし、転職エージェントは当たり外れが激しいです。この点はよく覚えておいて欲しい大切なポイントです!

会社規模というより、人(担当者)次第なので、はっきり言ってダメだなこの人と感じた場合は、他の転職エージェントを探してください。

転職エージェントとの相性も重要ですから、自分にとってベストなパートナーを見つけることに時間を割くようにしてくださいね。

今回、私が紹介した転職エージェントは、転職するしないに関わらず、実際に登録して会ってみることをおすすめします。

転職エージェントとの会話から自分の市場価値(年収)が把握できますし、自分の経歴が転職市場でどこまで通用するのかも結果として分かります。

皆さまの転職活動の成功の参考になれれば幸いです!