アクセンチュアは泥臭い分野(BPO)にも強みがある
アクセンチュアがBPO(業務の外部委託)の分野でガンガン勢力を拡大しています。
この会社はこういう泥臭くて、人的リソースが多く必要な分野にも強みがあるんですよね。経営戦略もITシステムも人間もまとめて提供出来るところは流石のACでございます。
アクセンチュアのインテリジェント・オペレーションサービスでは、アクセンチュアの社員がデジタル業務改革(コンサルティング)だけでなく業務オペレーションそのもの(アウトソーシング)もセットで請け負うことにより、この人間とマシンの協働によるインテリジェント・オペレーションへのJourneyを現実のものとします。
詳しくは、こちらをどうぞ(ACの回し者ではありませんが・・・)
RPAの導入の前にBPRをやるべき理由
先日、RPAについての記事をアップしましたが、ツールとしてのRPAを単純に導入するだけでは効果は少なくて、業務フローを見直してボトルネックを解消したり、そもそもの業務の目的・意義を問うて、最適化を図る上でその業務自体を無くしたりと、RPA導入にはBPRがセットになってくると思います(その過程でBPOも)。
ちなみに、BPRとは、
業務本来の目的に向かって既存の組織や制度を抜本的に見直し、プロセスの視点で、職務、業務フロー、管理機構、情報システムをデザインしなおすこと。
時代背景的に、経済が右肩上がりで、労働人口もガンガン増えている環境であれば、
- RPAだー
- 働き方改革だー
- 生産性の向上だー
- 女性の活躍だー
- あべがー(関係ないか 笑)
- 自由だー(犬井ひろしも関係ないか 笑)
と、斯様に、やたらめったら声高に叫ばれることもないでしょう。
当然、国も国民もガンガン儲かっている時代であれば、今言われているような生産性を向上させるテーマが、仕事の主流を占めることは無いと思います。
しかしながら、外部環境をみるに、働き方改革を推し進めないといけない時代になってきました。
経済は停滞しているし、労働人口も減っている、少ない人数で収益力を高めないと生き残っていけない厳しい競争環境が、そう遠くない未来にやってくる中、北斗の拳のケンシロウよろしく、救世主として登場したのがRPAであります。
実際に私はRPAを仕事で導入することが多々あるのですが(言いだしっぺなので)、効果はあります。が、BPRとセットでやった方がより効果的ですし、職務経歴書に書く時に、「ただ今の業務をそのままRPA化」したと書くよりも、「業務の棚卸/改善(BPR)をやった上でのRPA化をした」と書くとより一層目を引くと思いますよ!
RPAやBPRに関わった経験は職務経歴書に花を添える
転職の文脈でいっても、RPAブームはあと1~2年は続くでしょうから、RPAを開発出来る、RPA導入コンサル出来るというのは、今の転職市場では凄い強みになると思います。
加えて、今所属している会社で、小さい範囲でも良いからBPRを実行して上手くいった経験を活かせれば、仕事や転職の範囲は広がると思います。
結局、会社経営は売上を最大にするか、コストを最小にするかの2軸でのアプローチに収斂されますが、コストを最小にするアプローチの1つであるBPRの経験があるというは、経営者からすれば凄い魅力的な人材ですからね。
最後に少し転職ネタに寄せてみました。。