前号は市場価値(年収)を上げる方法でした。業界・職種・仕事内容で市場価値(年収)は決定されるという解説でしたね。
◆年収が相対的に低い業界から脱出する方法
運が悪く、市場価値(年収)が相対的に低い業界に入ってしまったり、いくら経験をたくさん積んでも、転職市場で評価されない職種や仕事内容に従事していた場合(それにに気づいた場合)、みなさんならどうしますか?
良い悪いは置いといて、世の中にはそういう仕事もあります。
コツコツ頑張って仕事を続けたとしても、年収や役職や仕事の難易度が上がらず、組織に飼殺し状態です。
バルブがはじけるまでの右肩上がりの日本経済でしたら、会社に乗っかっておきさえすれば、ハッピーライフ、ハッピーホーム、タマホーム♪(笑)でした。ある意味、サラリーマン無双の良い時代だったのかもしれません。
しかし、この令和の時代、時の日本政府が「働き方改革やで♪」と言い出す始末ということは、暗に「みなさん、自己責任ですよ」というメッセージを送っているとしか思えません。
そんな時代でも今所属している会社が変わらなければ、自分で変革を起こしていくしかありません。
具体的には、転職することもそうですし、今の年収や仕事内容が満足いくものでなければ、現職の会社に自分の希望通りの現実を手に入れる為に、ガンガン交渉していく必要があります。
入社したばかりでしたら話は別ですが、何年も不満を抱いてるその状況が全く改善されていないのであれば、この先もこちらが何かアクションをおこさない限り、何も変わらないことは自明の理でしょう。
そもそも、ご自身の置かれている状況がヤバイのかヤバくないのか、貰っている年収が妥当なのか低いのかなどの、良質な情報が無ければ、今動くべきなのか否かが判断出来ません。
まずは、本ブログのような転職に関する情報を主体的に取りに行ったり、転職エージェントに会ったりして、まずはご自身の置かれている状況の客観的な分析をしてみてくださいね。
<例えば、このあたりも参考にしてください>
https://www.freeponzohflow.com/entry/2019/01/25/114740
◆年収は安いけど、仕事のやりがいはある!というけれど・・・
仕事を選ぶ観点で、市場価値(年収)を上げること以外に、仕事自体の「面白さ」、「やりがい」もあるでしょう。
年収は安いけど、今の仕事をやってて幸せ感に包まれているという人は、無理して市場価値(年収)を上げるアクションを取る必要は無いと思います。
お金はあって困るものではないですが、お金だけが仕事から得られる対価ではないですからね。
例えば、例が極端ですが、高知県の山奥とかで農業をやって、食うには困らない状態で、農業それ自体を楽しいと思えるのであれば、そういう生活もありなのでしょう。
ただ、筆者の回りでは、仕事のやりがいさえあれば、年収は低くてもいい、という知り合いはおらず、筆者の経験上、年収と仕事のやりがいは両方追い求めた方がバランスが良い人生を歩めると思います。
人気のある仕事は面白いしやりがいがありますし、お金も貰えますからね。その人気のある仕事を手にするには、ご自身の市場価値をまずは把握し、市場価値を高めることです。
市場価値を高めるためには、転職市場で評価される仕事を現職で上手く立ち回ってゲットするか、転職をして手繰り寄せるか、この2択ですね。
あ、起業という選択肢もありますね(これは筆者は未体験ゾーンですが。。)