転職はマルチタスクで考えよう 失敗しない転職論

ブログテーマは「失敗しない転職」です。せっかく転職するのであれば狙って成功させましょう。転職5回、仕事を楽しんでいる製造業に軸足を置くサラリーマンが発信しているブログです。転職で失敗しない為の思考法」や「転職エージェントの使い方」等が知りたい方はブログをチェックして下さい。転職先に行ってから「失敗してしまった・・」となってからでは遅いですからね。

転職したいけど、上手くいかない人の特徴③

転職したいけど、上手くいかない人の特徴をテーマに本日も。意外にも上手くいかない人の特徴というものはちょいちょいあるものですね。。


◆転職希望条件に優先順位が付けれない

たくさんの求人を提示された時にどの求人を優先するのか、また、内定を貰えたとしても希望通りの転職条件で無かった場合に、妥協していい条件と、これだけは絶対に譲れない条件、という風に、明確に線を引くことが出来なければ、最後のところで転職への決断が出来ません。

このテーマについては、ご自身の中で「転職」を通して何を実現したいのか、を頭の中で綺麗に整理しておかないといけません。

現職で叶わないものを、転職することで、あれもこれも叶えたいと思うところですが、全てを満たしてくれる最高の会社、最高の求人にはなかなか出会えないです。

例えば、 

  • 年収1,000万で早く帰れる
  • 仕事内容もやりがいがある
  • 一緒に働くメンバー、経営陣も刺激的
  • 会社自体もガンガン成長
  • オフィス環境も快適、福利厚生も充実

 斯様な条件を全て満たしている会社の求人は世の中に無くは無いでしょうけど、正直、なかなか出会えないでしょうし、出会えたとしても競争率は非常に高いでしょう。。

であれば、転職希望条件の優先順位付け、自分の中で譲れない線は決める必要があります。

 

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◆冷静な状況判断が出来るように、頭の中を整理しておく必要があります

  • 年収1,000万であれば、激務でも良いのか
  • 仕事内容にやりがいがあれば、年収は現職より下がっても良いのか
  • 共に働くメンバーが最高であれば、ベンチャーで先行き不透明でも良いのか
  • めちゃくちゃ成長している会社であれば、年収が低くても良いのか
  • オフィス環境が最新・最高の設備で充実していて、福利厚生が充実していれば、仕事内容はつまらくても良いのか

例えば、このような選択肢を突き付けられた時に、「こっちは譲れないけどあっちは妥協しても良い」という風に判断は出来ますか?

せっかく転職するのであれば、叶えたい希望は色々あると思いますが、その転職希望条件に優先順位を付けることが出来なければ、最後の決断に踏み出せないです。

内定は貰えるけど、こちらの転職希望条件通りといかないケースはよくあることです。その中で、

  • 100%の満足いく条件ではないけど、70%は希望通りなので、内定を受諾するのか
  • 85%を満たす条件の内定でなければ断るのか

といった決断を迫られます。もちろん、100%の転職希望条件を満たしていれば言うことはないですが!

最後の最後で決断に窮する、転職したいけど上手くいかない人の特徴としては、転職希望条件の優先順位付けが出来ていないということではありますが、言い方を変えれば、「深い自己分析」が出来ていないということと、「交渉事が苦手」ということですね。

転職活動でも仕事でも、こちらの要求通りに100%ことが上手く運ぶことは多くはないですから、常に冷静な状況判断を出来るように、絶対譲れない線と、譲っても良い線引きを頭の中で描いておかなければなりませんね!