転職はマルチタスクで考えよう 失敗しない転職論

ブログテーマは「失敗しない転職」です。せっかく転職するのであれば狙って成功させましょう。転職5回、仕事を楽しんでいる製造業に軸足を置くサラリーマンが発信しているブログです。転職で失敗しない為の思考法」や「転職エージェントの使い方」等が知りたい方はブログをチェックして下さい。転職先に行ってから「失敗してしまった・・」となってからでは遅いですからね。

会社が貴方に期待している役割を理解することで、転職も上手くいきます。

◆会社のポリシーによっては炎上案件すらも逆手に取れる

先日、とある研修に参加してきました。

  • 理想のマネジャーとは?
  • マネジメントに求められるもの?
  • 労働基準法・労働安全衛生法とは?

みたないな内容でした。特に法律については要チェックですね。

時代の流れでしょうか。。

働き方改革の影響もあって、会社として、お国が定めた法律を遵守するのは当然として、広義の意味でのコンプライアンスやモラルも意識しておかないといけないです。

賛否両論ありますが、例えば従業員に無茶振りをした結果、「カネカ」や「アシックス」のように炎上するケースもありますし、逆に、「ナイキ」や「チックフィレイ」のように炎上を逆手にとって、ブランディングに成功したケースもあります。


会社としての価値判断基準が時代にマッチしていなければ炎上することもあるし、逆に

「当社はこのポリシーでやってますさかいに」

と世間に問うて、評価される場合もあるわけでなぁ。

「ナイキ」に至っては、株価がガーンと上がってますからね。詳しく知りたい人はこちらをどうぞ。

https://www.wwdjapan.com/articles/752744

 

NFLのコリン・キャパニック選手が

「黒人や有色人種への差別がまかり通る国に敬意は払えない」

と意思表示して、国歌斉唱を拒否した流れで、「ナイキ」が彼を広告にダーンと起用したあれですわ(元々「ナイキ」とスポンサー契約していたけどね)。

 

◆リーダーとマネジャーの違い

リーダーとマネジャーの違いは分かりますか?

定義は人それぞれあると思いますが、

・リーダー:組織がどちらに進むべきか道筋を示す人(文字通りリードする人)

・マネジャー:道筋を辿れるよう目標を設定し、組織を上手く運営・管理する人(文字通りマネージする人)


ただ、組織の上位の人間には、リーダーシップもマネジメントも両方求められている部分があると思うので、厳密にこの2つの役割、どちらかだけを果たしている職位の人はそうそう無いのかな、と思います。

究極的には、社長が強烈なリーダーシップを発揮して、役員以下のマネジャーが上手く部門やチームをマネジメントするのが最強の組織なのでしょうけど、組織が大きくなるにつれて、役員以下にもリーダーシップが求められますからね。

 

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◆マネジャーに真に求められるのは「問題提起力」

冒頭の研修の話題に少し戻ります。

マネジャーの役割は「道筋を辿れるよう目標を設定し、組織を上手く運営・管理すること」ですが、その中で、自戒の意味も込めて、2つ取り上げたいテーマがあります。

「組織の目標設定」と「問題解決力」です。


「目標設定」のやり方の一つとして、「SMARTの法則」というものがあります。

 

S:Specific(具体的)

M:Measurable(測定可能)

A:Achievable(達成可能)

R:Related(経営目標に関連)

T:Time-bound(期限付)

 

特に、A:Achievable(達成可能)が難しいなぁ・・・と感じますね。

高すぎず、低すぎず、良い塩梅に達成出来そうな目標設定をしないといけないですからねぇ・・・

答えはありませんから、試行錯誤を重ねながら慣れていくしかありません。


また、「SMARTの法則」からは外れますが、目標を組織へ浸透させるのも難易度が高いですし、目標が上位から末端までやたらに浸透している組織は強いと思います。

意思決定をするケースで、価値判断基準が組織で統一(浸透)されているわけですから、スピード感ある決定が出来のは強いっす。

 

そして、「問題解決力」です。「問題解決力」は、その通りめっちゃ大事なスキルなので、みなさん、磨いてくださいね。

それよりも「問題提起力」の方がより重要なスキルなのではと研修を聞きながら、頭の中で問題提起していました(笑)

 

研修の中での言及やテキストには掲載は無かったのですが、そもそも意味の無い問題について、「あーだこーだ」言っても仕方ないですし(時間をかけて問題解決すべきでない)、むしろ、多様な視点から、「こういう物の見方、考え方が出来るので、こういう問題点があるよね」という「問題提起力」の方がめっちゃ大事だと思います。
(研修の内容を否定している訳ではございません)


最後に転職ブログっぽく纏めます。


現職においても、転職先においても、どういう役割を求められているのかを会社や上席に確認することは大切なポイントです

リーダーシップなのか、マネジメントなのか、問題解決力なのか、問題提起力なのか。

例えば、問題がたくさん山積みで混沌としている中で、状況をキレイに整理し、問題に優先順位をつけて課題化し、さらに、今まで見えてなかった問題すらも提起出来る人材を求めている会社もあるし。

一方、この問題をとにかく解決して欲しいだけ、「ASAP Just do it」みたいな会社もあるかもしれませんし。

問題解決を出来る人材を求めている会社に転職したのに、問題提起ばっかしてたら、会社からめっちゃイライラされるかもしれませんから、力点の置所はご注意ください。。