転職はマルチタスクで考えよう 失敗しない転職論

ブログテーマは「失敗しない転職」です。せっかく転職するのであれば狙って成功させましょう。転職5回、仕事を楽しんでいる製造業に軸足を置くサラリーマンが発信しているブログです。転職で失敗しない為の思考法」や「転職エージェントの使い方」等が知りたい方はブログをチェックして下さい。転職先に行ってから「失敗してしまった・・」となってからでは遅いですからね。

有能な転職エージェントに出会う方法!

人材紹介業(転職エージェント)の仕組みを理解する

みなさまは、信頼できる転職エージェントを利用していますか?そして、転職エージェントをうまく活用できていますでしょうか!?

転職エージェントと一口に言っても、リクルートエージェントDODAのような大手もいるし、一方で、個人の看板を掲げている小さいところもたくさんいて、いわば、海千山千の業界です。

先ず、人材紹介ビジネスの基本的な仕組みをおさらいしましょう。転職エージェントは企業からお金を貰うので、転職希望者と企業のどちらに立ち位置があるかといえば、企業側に寄りがちだと思います。

お金を貰う方に優先順位を置くのはビジネスとしては当たり前のことですが、とはいえ、転職希望者と企業の間にニュートラルに立ち位置を取っている転職エージェントもいますし、転職希望者側に立ち位置を置いているレアな転職エージェントも実際にはいます。

ちなみに、ネットニュースやSNS等でよく指摘されている「転職エージェントって駄目だよね」と言われているケースは、企業側に立ち位置をおいている転職エージェントで、かつ、ゴリゴリの営業を転職希望者にぶつけてくる担当者のことですね(私も経験がありますw)。

極端にいうと、転職希望者の意向を理解せずに、とにかく早く転職させることに注力するので、求人をガンガン紹介してきて、面接をガンガン受けさせて、内定が出ようものなら、速攻で内定を承諾させる、というようなやつですね。

そういうヤバい転職エージェントに出会った時は運が悪かったと諦めて、別の転職エージェントと会うアポを早く入れてくださいね。それが手っ取り早い解決策です。

また、転職エージェントの儲け方ですが、転職希望者の年収の約30%が取り分と言われていて、例えば、年収500万の人が転職すると、「500万✖30%の150万の儲け」ということですね。

それを月何人か決めれば何百万の儲けですから、結構儲かる商売ですし、ゴリゴリおしたくなる気持ちも少し分かります(押された方は迷惑ですけどね・・)

清水の次郎長よろしく、昔から人を動かす商売は儲かるので(基本的に原価ナッシングですから)、昭和の頃ぐらいまではそっち系の人がこの業界には沢山いたようですよ。くわばらくわばら。 

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有能な転職エージェントを見つける方法

たしかに、ゴリゴリの営業をやってくる転職エージェントがこの業界に一定数いるのは事実だと思います。

ただ、それは人材紹介業界だけでなく、保険でもコンサルでも墓石でもサプリメントでも、BtoCであろうがBtoBであろうが、そういう営業マンは何処の業界にもいます。

従って、自衛策はこうです。イケてない営業マンにはさっさとごめんなさいをして、信頼出来る営業マン(転職エージェント)を見つける努力をする!これにつきます。

私もこれまで5回転職をして、その過程で40人以上の転職エージェントに会ってきました。

ど素人のような、「これはあかんで!」という転職エージェントもいましたし、一方で、今でもお付き合いをさせて貰っている超有能な転職エージェントもいました。

個人的な経験でいうと、有能な転職エージェントの回りには、同じく有能な転職エージェントがいることが多いので、そういう転職エージェントに紹介を頼むのは凄くアリだと思います。

と言うのも、有能な転職エージェントであっても、ご自身が希望する業界、職種、レイヤー(ポジション)がマッチしない場合もありえると思います。

その場合は、他の転職エージェントを頑張って自分で探すのもありですが、信頼できる転職エージェント別の方の紹介をお願いするのも有効な方法だと思いますよ。

一般的に、出来る営業マンは、自社の商材でお客さんの課題を解決出来ない場合は、
他社の商材を紹介したりしますから、それと同じですね。 

転職エージェントは複数社使いましょう

間違いなく転職エージェントは複数社使った方が良いです。大手を数社、中堅中小を数社。面倒かもしれませんが、各々5~6社ぐらいに会って、その中から搾り込んでいくのがベターです(大手1~2、中堅中小1~2)。

転職エージェントは何はなくとも担当者次第なのでたくさんの転職エージェントに会って見極めてください。

大手でいえば、リクルートエージェントJAC Recruitmentdodaパソナマイナビあたりが最初に会う4社で良いと思います。

個人的な経験ですと、やっぱり、リクルートエージェントが無難な感じで安定感はありましたし、 dodaの担当者も若いのに良い提案をしてくれてましたね。

大手の転職エージェントの強みは豊富な求人ですが、その豊富な求人の中から絞り込み、そして、転職希望者に刺さる提案をしてくれるかが、担当者の力量にかかっていて、そこに注目してください。

搾り込みをかける良質な検索キーワード(転職希望条件、現職での仕事の実績)を転職希望者から上手く引き出せる転職エージェントに当たればいいですけど、そうでなければ、その転職エージェントには悪いですが、次の転職エージェントを探した方が効率が良いです。 

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中堅・中小の転職エージェントの見つけ方

中堅・中小の転職エージェントに出会う方法です。これは一択です!ビズリーチに登録して、ビズリーチ経由で転職エージェントからオファーが来るのを待ちましょう。

登録すると、ヘッドハンター(転職エージェント)や企業からの直接オファーが舞い込んでくるので、たくさんのオファーの中から、会いたいと思う転職エージェントをみつけてください。

個人的な経験でいうと、テンプレ感丸出しのオファーを送ってくる転職エージェントよりかは、職務経歴書を読み込んでいる転職エージェントや、また、釣りかもしれませんが、魅力的な求人を提示している転職エージェントから優先的に会っていくのが良いと思います。

たまにですが、テンプレ感丸出しのオファーを送ってきた転職エージェントの中にちゃんとした有能な転職エージェントがいたりします。。もう、運の世界です。

例えば、そのケースはオファー自体はアシスタントが適当に送っていたんだけれど、実際にお会いした転職エージェントは、めっちゃ良い感じの人だったりとかです。

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」というと少し語弊がありますが、有能な転職エージェントに当たらなければ良い転職活動が出来ない側面もありますので、ここは時間をかけてたくさんの転職エージェントに会ってみてください。

たくさんの転職エージェントに会って話を聞いていくうちに、転職エージェントの活用の仕方も自然と身に付くようになります。

ちなみに、私はこれまで40人以上の転職エージェントに会いました。転職5回してるし、それぐらいはいくのか。。

以上、有能な転職エージェントに出会う方法でした。近道はないと思うので、転職エージェントと会う機会を地道に増やしていきましょう!!