「運が悪い人生」と「運がいい人生」のどちらかを選べるとしたら、「運がいい人生」を選びますよね。私なら間違いなくそうします!
ただ、「運」というものはどこか漠然としていて、「運がいい」ってどういう状態なのかいまいち理解しにくいです。
また、どうすれば「運がよくなる」のかも未だ解明はされていませんし、そもそも、「運」という概念自体がもしかしたら無いのかも・・・
でも、実際には成功した数多の経営者の「私が成功したのは運が良かったから」というエピソードが巷にあふれている訳ですから、運がいい人には何か共通項があるのではと思っています。
そこで本記事では運をテーマにした本を4冊紹介します。
「運」をテーマにすると、スピリチュアル系の話にもなったりしますが、そういう類ものは横に置いといて、再現性がありそうなビジネスサイドに寄った、「運がいい人の考え方」や、「運をよくする方法」について書かれた本を紹介します。
最近ツイてないなぁとか、流れが悪いなぁとか、運をもっとよくして楽しい人生を送りたいなぁと考えている人に、おすすめです。
世の中全ての事象が現代科学でもれなく解明されている訳ではないですから、たまには非科学系の本を読んでみてはいかがでしょうか。
運のいい人の法則
●リチャード・ワイズマン
●おすすめ度:★★★★★
運のいい人に共通する「四つの法則」
幸運と不運を隔てるものは何なのか?調査期間:10年、協力者:数百人の調査から導き出された法則です。
・チャンスを最大限に生かす
・虫のしらせを聞き逃さない
・幸運を期待する
・不運を幸運に変える
さらっと読むと何だそんなもんかと思ってしまうかもしれませんが、 私は肚落ちしました。
幸運(チャンス)が自分に訪れて当然と思うのが第一歩、そして、チャンスの片鱗を逃さず待ち続け、やってきたら喰らいつくという感じですね。
特に面白いと思ったのは、「不運を幸運に変える」が法則の1つに入っていることです。要は、不利な状況に陥っても、それをプラスに変えてやるんだという気持ちと行動力があれば、運はよくなると言ってるんですよね。
具体的にどんな気持ち(考え方)と行動力があれば、運が良くなっていくのか続きが気になった方は、本書を手に取ってみてくださいね。
1冊目から結論が出ちゃいましたけど、、2冊目以降も面白いものを厳選したので、引き続きスマフォをスクロールしてみてください!
正負の法則 一瞬で人生の答えが見つかる
●ドクター・ジョン・F・ディマティーニ
●おすすめ度:★★★★★
全ての事象には必ず2面性がある
著者に代わって最初に謝ります。副題に「一瞬で人生の答えが見つかる」とありますが、一瞬で人生の答えは見つかりませんので悪しからず。。
ただ、この考え方を知っておくだけで、「ツイてないなぁ」とか、「運が悪いなぁ」という厳しい状況からは抜け出せると思います。運をよくすることも大事ですが、運を悪くしないことも大切です。
「量子物理学」を用いて主題の「正負の法則」を説明しています。具体的には対称の法則です。
半分でしかない量子状態(陽電子)は単一では存在しない。常に反対の性質を持つ、もう半分の量子状態(電子)が宇宙のどこかに存在していて、バランスしていると。
要は全ての事象に2面性(プラス・マイナス)があるのが物理学の世界で証明されている訳ですね。この法則に従うと、例えば「悲しみの伴わない幸せ(プラス)」や、「幸せの伴わない悲しみ(マイナス)」は存在しないことになります。
つまり、全ての物事には必ず二面性がある訳ですから、自分に起こるイベントのプラス面、マイナス面の両面を統合して観察していけば、運が悪くてツイてないという状況はあら不思議無くなってしまうという訳です!
現実に運が悪かったとしても、「正負の法則」に則れば、必ず運が良いと言える要素は存在していることになるので、それを見つけましょうよと。
ちなみに、1冊目と2冊目に関連性があることに気づかれまししたか?1冊目で紹介した4つの法則の1つ「不運を幸運に変える」は「正負の法則」に近いものを感じます。
複雑にこんがらがった現実世界には、どんな「正負の法則」が存在しているのか気になった方におすすめの一冊です!
・人を動かす要因は3つ。苦痛を避けるため、快楽を得るため、そして、インスピレーション
・人生の質は、自分に投げかける質問の質で決まります
運の技術 AI時代を生きる僕たちに必要なたった1つの武器
●角田陽一郎
●おすすめ度:★★★★☆
運の波を1,000日単位で捉えることが出来れば、今自分が何をすべきかということに迷いがなくなるでしょう
著者は、金スマやさんまのスーパーからくりTVをの元プロデューサー。
本書は、先に紹介した2冊に比べるとカジュアルで読み易いですし、具体例がさんまさん、キンコン西野さん、たむけん、中田英寿さん等なので読んでいて単純に面白いと思います。
著者の言う「運の技術」はの3つあります。
・いつ終わるかわからない人生を、毎日毎日精一杯生きる。そういうスタンスの人にこそ、運はやってくる。
・わずかな縁、ほんの少しの糸口が露出している。チャンスを自分ごととして見逃さずたぐり寄せた先に運が待っている
・運なんて、本当に気の持ちよう
やはり、上記で紹介済の「運のいい人の法則」、「正負の法則」との共通点がありますね。
特に重要だと思うのが、自分のことを運がいいと強く思っていなければ、「運がよくなる」ことはないということです。極意オブ極意。
そして、自分は運がいいと思えるように、目標に向かって行動を積み重ね、チャンスを手繰り寄せることができれば、ラッキーマンの仲間入りは確実です。
運がいい人の行動や考え方(特に芸能人ネタ)が知りたい人におすすめの一冊です。
だまってすわれば―観相師・水野南北一代
●神坂 次郎
●おすすめ度:★★★★☆
慎食を心がけることが、禍を福に転ずる唯一の手段である
最後の1冊は変化球です。横浜の高島町の由来にもなっている、「易聖」と言われた高橋嘉右衛門さんのお師匠様の水野南北大先生の紹介でございます。
観相で運命を占い百発百中、更に、凶相や悪運の人間には食の指導をし、運命を変えたと言われています。
慎食が「運をよくする」と言われてもピンとこないかもしれませんが、読めば納得できると思います。毎日の食事で運がよくなっていくのであれば、一石二鳥ですよね。禍を福に転ずるの道は食に在り!
以上、「運がいい人の考え方は!?知らないと損をする・4選」でした。運をよくしたい方はどれでもいいので読んでみて下さいね!