今週も始まりました。本日は特に暖かいらしいですね。寒いと外に出るのが嫌になるので個人的には非常にありがたいです!
東京地方は明け方一時雨が降りますが、日中は晴れるでしょう。最高気温は19度前後の予想です。
— Yahoo!天気・災害 (@Yahoo_weather) February 3, 2019
あす5日は晴れ時々曇りでしょう。気温は今日よりぐっと低くなる見込みですので、気温差で体調をくずさないよう気をつけてお過ごしください。
■2月10日(日)までの天気https://t.co/qTyC8zIXjj
◆会社組織はどういうメカニズムで動いているのか
今週は、最近読んだ本で良かったものをちょいちょい紹介したいと思います。本日は巷で話題の北野唯我さんの「天才を殺す凡人」です。
ストーリー仕立ててで読みやすく、読後感としてはほっこりした気持ちになりました。サラリーマンをやっていると、個人ももちろんありますが、どちらかといえば組織で成果を出すことを我々は求められているので、その組織がどういうメカニズムで動いているのかを分析した本でございます。
成果を出し続ける組織には、創造性(天才)、再現性(秀才)、共感性(凡人)の3つが上手く掛け算されていること、それが重要であり、そして、それそれがお互いにとって必要不可欠なのに、会社という組織ではそれが活かしきれていないケースが散見される。
それは何故?そして、どうすればその3つの才能を活かしきれるのだろうか、という流れでストーリーは進んでいく。
結論を言えば、会社の成長ステージによって、3要素の割合を上手く調整させることが出来れば、会社は成長し続けるだろうし、逆に、それが上手く出来なければ、会社の成長は止まり死んでしまうということだろう。
◆自分の才能は「創造性、再現性、共感性」のどれに相当するのか
例えば、こういうストーリをイメージしてほしい。
創業当初は「天才(創造性)=CEO」がガンガン引っ張っていくが、そのあとを担える「秀才(再現性)=COO」がいなければ、成長スピードは鈍化するだろうし、その「天才(創造性)」と「秀才(再現性)」を上手くつなぐ役割の「凡人(共感性)=現場マネジャー」が才能を発揮しなければ、成長スピードは鈍化するどころか組織はぎくしゃくしてきて、成果を出すどころではないだろう。
読み進めていくうちに、自分の才能はこの3つの内どれに相当するのかを、何となくだが自然と見つけられていると思う。登場人物に感情移入しながら読むことになると思いますが、その人物の持っている才能が自分の才能に近いのかな。
◆「自分は何者」で、「何がしたい」のか
これは何にでもいえることだろうけど、結局は「自分は何者」で、「何がしたい」のかが把握出来ていなければ、自分の才能は活かせきれないと思う。過去のブログでもたくさんお伝えしてきましたが、「自己分析」や「キャリアの棚卸」の重要性をしつこくお伝えしている所以ですね。。
本書を通して「自分の才能の片鱗を探す旅」をしてみてはいかがだろうか。
以下、気に入ったフレーズ
創造性と相性のいい武器:アート、起業、エンジニアリング、文学、音楽、エンターテインメント
再現性と相性のいい武器:サイエンス、組織、ルール、マネジメント、数学、編集、書面、法律
共感性と相性のいい武器:言葉、マーケティング、SNS、写真、対話、地域
では、また明日!