転職はマルチタスクで考えよう 失敗しない転職論

ブログテーマは「失敗しない転職」です。せっかく転職するのであれば狙って成功させましょう。転職5回、仕事を楽しんでいる製造業に軸足を置くサラリーマンが発信しているブログです。転職で失敗しない為の思考法」や「転職エージェントの使い方」等が知りたい方はブログをチェックして下さい。転職先に行ってから「失敗してしまった・・」となってからでは遅いですからね。

転職やキャリアに悩む人におすすめしたい本・5選

「転職」や「キャリア」の悩みが尽きないのがサラリーマンのしんどい所。そんな悩み相談ができる転職エージェントや頼れる知人は身近にいますか?残念ながら昔の私にはいませんでした。

今でこそ転職を5回経験して、おかげさまで相談相手もいますが、最初の転職では、転職エージェントに登録するまで凄い時間がかかってしまいましたし、転職のことを相談する知人が身近にいませんでした。

やはり、人に相談するには色々と気を使いますから、気軽に相談しづらいものです。

とは言え「転職」や「キャリア」の悩みをほったらかしにはできませんよね。人生設計の大切な要素の一つですから。

例えば、そんな悩みを手っ取り早く解決できる1つの手段として、良書で解決する方法があります。人に相談しづらいのであれば、本に相談です!

実は、転職する上で最低限知っておくべき考え方や方法論があるのですが、良書にはそういうノウハウが沢山詰まっています。つまり、良書を読むことで、転職の悩みを解決するヒントが得られるということです。

前置きが長くなりましたが、この記事では、私が実際に「転職」や「キャリア」で悩んだ時に参考にした5冊を紹介します。転職やキャリアで悩む人におすすめです。

 

 

クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方

クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方 

●海老原嗣生

●おすすめ度:★★★★★

 偶然の出会いを計画的に増やす

 「行動」しないことには、現実が変わらないと頭では理解していますが、実際に行動に移せないのがわれわれ普通の人間。

本書を読み進めていく内に、行動無くして転職やキャリアップは望めないのだと、頭が痛くなりますが、転職活動がスタートできない人におすすめの一冊。

本書の中で、「計画的偶発性理論」というキーワードが出てきます。

意味としては、個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される、また、その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにするという考え方です。 転職活動では必ず意識したい考え方です。

・偶発的な出会いを豊富にすれば、キャリアも人生も豊かになる
・出会いを豊富にし、彼らが示唆したことを前向きに捉えろ
・「スタートラインに立てた人の2~3割は成功する」という現実則
・かなえるのでも、見つけるのでもなく、見つかるのです。

 

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

●藤原和博

●おすすめ度:★★★★★

1つの分野で10,000人に1人の人材になるのは難しいけど、100人に1人のレベルであれば本人の努力次第で何とかなりそうと思いませんか?

もし、何とかやれそうと思った人は、その1/100の分野を1つだけでなく、2つ、3つと増やしていきましょう。

そうすることで、市場価値が高い稀少な人材、「必ず食える1%の人」になれるというロジックが本書にかかれています。

ちなみに、著者の藤原さんはリクルート出身なのですが、「営業 ✖ プレゼン ✖ 教育」で、レアキャラになったとのこと。

掛け算をどうするかを考えながら本書を読み進めていくと肚落ちしてくると思います。ご自身のキャリアの強みの伸ばし方に悩んでいる方はぜひ読んでみてください。

 

不良定年

不良定年

●嵐山光三郎

●おすすめ度:★★★★☆

38歳で平凡社を辞めて、不良定年の道を歩んだ嵐山光三郎先輩、曰く。

人生15番勝負。75歳で15番勝負するとなれば、5年間が1勝負となる。 

 今の自分のキャリアは他人と比べて見劣りするなぁ、と思ったことはありませんか?安心してください。

人生は15番勝負ですから、全く焦る必要はありません。嵐山先輩の「不良定年」は、これから先の長い仕事人生を焦らずカッコよく生きたい方におすすめです。

ちなみに、私は35歳までの7番勝負で4勝3敗です。8番勝負以降で負け続ける訳にはいきませんから、勝ち星を取れるようにカッコよく仕事をしていきたいですね。

  

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦<1> ブランド人になれ!

●トム・ピーターズ

●おすすめ度:★★★★☆

サラリーマンは不自由な職業と思っていませんか?組織や上司に気を使いまくって仕事を進めないといけないと。

ノンノンノンノン!!トム・ピーターズは、サラリーマンでも自由な発想で仕事をしてもいいんだよ!と本書で叫んでいますw

誰にも頼らずに自分の力で生きていける人を「ブランド人」と定義しているのですが、サラリーマンでも自由自在に生きてみたいと思っている方におすすめです。 

・カッコいい仕事とはどういう仕事か考えてみよう
・自分とはどういう人間か、自分はどういう仕事をやりたいのか、箇条書きにしてみよう
・少なくとも25項目は書き出してほしい。書き出したら、そのうち5項目をいま取り組んでいる仕事で何とか実現できないか考えてみよう  

ちなみに、元ZOZOの田端慎太郎さんの「ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言」も併せて読むと、ブランド人って楽しそうやなぁと思えてくると思います。田端さんはサラリーマン辞めちゃったけど・・・今はあるサロンの塾長やってはりますね。

 

苦しかったときの話をしようか

苦しかったときの話をしようか

●森岡 毅

●おすすめ度:★★★★★

元USJのカリスママーケター森岡さんが、ご自身の子供たちに贈った「キャリアの判断に困った時に役に立つ虎の巻」 を書籍化したものです。

転職活動をしていて、キャリア迷子になり、正解が分からなく無かった時に読んでみてください。

キャリア、職能(何ができるか)についての「視点」や「考え方」の洞察の深さには驚くと思います。転職を考えている人も現職に満足している人も、全てのビジネスパーソンにおすすめです。

君がコントロールできる変数は、①己の特徴の理解と、②それを磨く努力と、③環境の選択、最初からこの3つしかないのである。

 

 以上、転職やキャリアに悩む人におすすめしたい5選でした。気になったものから読んでみてください。