転職はマルチタスクで考えよう 失敗しない転職論

ブログテーマは「失敗しない転職」です。せっかく転職するのであれば狙って成功させましょう。転職5回、仕事を楽しんでいる製造業に軸足を置くサラリーマンが発信しているブログです。転職で失敗しない為の思考法」や「転職エージェントの使い方」等が知りたい方はブログをチェックして下さい。転職先に行ってから「失敗してしまった・・」となってからでは遅いですからね。

仕事ができる人だけの最強の組織は存在しない

京セラ・稲森さんの仕事で成果を出す為の方程式

「仕事で成果を出す」為の超有名な方程式と言えば、京セラ・稲森さんの

 

考え方 ✖ 熱意 ✖ 能力 = 仕事の成果

 

これですよね。少しだけ解説すると、

まず、「考え方」ですが、仕事の成果を前向きに求める姿勢は必ず必要です。これが出発点といっても過言ではないでしょう。

次いで、稲盛さんは「熱意」を上げています。個人的には、「熱意」はそれほど無くても仕事の成果は出るような気がしています(稲盛さんに反論するのは畏れ多いけど・・・)。

もちろん、役割や立場によってはリーダーシップが求められることもあるので、「熱意」が必要な局面はあると思うし、「ここが天下分け目の大決戦!」という痺れる仕事であれば猶更でしょうけど、普段はそんな仕事はあまり無い・・??

3つ目の「能力」は、持って生まれた先天的なもののことを指しているのでしょうけど、これは自分の強みと言い換えることもできると思います。

ざっくりまとめて、この稲盛流方程式で考えてみると、「能力」が例えば、0.5でも「考え方」が1.5、「熱意」が1.5であれば、0.5 ✖ 1.5 ✖ 1.5 =1.125。

一方、「能力」、「考え方」、「熱意」が全部1(1✖1✖1)の人間と比較した場合、「能力」が仮に負けていても、「考え方」と「熱意」で上回れば勝てまっせと!

要するに、稲盛式は「能力」よりも「考え方」と「熱意」を重要な要素として見ているということですね。能力では負けていても、やりようはいくらでもあるという心強いメッセージであります! 

 

仕事で成果を出すのに必要な3要素

では、私が考える仕事の成果を出すの方程式は

 

考え方 ✖ コミュニケーション力 ✖ 要領 = 仕事の成果

 

です。特に、私は「コミュニケーション力」と「要領」が大切だと思っています!「コミュニケーション力」があれば、能力が無くて自分にできないことは人に上手く頼むことができますし、加えて、要領が良ければ、頼み方もすごくスムーズにいくと思うんですよね。

実例として、最近、仕事をずっと抱え込んでいて(仕事が滞留する・・)、期待されている成果を出せていない人に少しだけ登場してもらいます。彼は能力は普通、考え方も前向き、熱意はある、が、仕事が上手く回せていないと。

稲盛式でいうと、このケースでは仕事の成果は出ていいはずなのに、なぜか成果が出ていないんですよね。。

なんでかなぁ・・と考えていたところ、処理できる仕事の量をガッツリ超えているのに自分でずっと仕事を抱え込んでいて、加えて、要領も良くないから、全然仕事が進まないと。

なんでなんで?、なんでそうなるのかなぁ・・と更に考えていくと、「コミュニケーション力」が足りないから、回りに助けを求められていないんだぁ、という結論に至りました。

もちろん、マネジャーがフォローせーよ!という話でもあるのですが、仕事で困った時のヘルプフラグは自分で出せよとも思ってしまいました。

まぁ、コミュニケーション力がボトルネックになっていて、ヘルプフラグが出せていない訳ですから、その彼については、現状はマネジャーがフォローするしかないですかね。

 

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仕事ができる人ばかり集めたら最強の組織が作れるのか?

仕事ができる人(考え方・コミュニケーション力・要領が優れている)ばかり集めたら最強の組織は作れるのか?という問いを考えて本記事は終わりにしたと思います。

結論をお伝えする前に、少しだけ寄り道をさせてください。「パレートの法則」をご存知でしょうか。例えば、

売上の8割は上位2割のお客様から成り立っている
仕事の成果の8割は、使った時間の2割で生み出している
世界の富の8割は、富裕層上位2割で生み出している(これは実際は上位1%みたいだけど・・・)

というような話を聞いたことはあると思います。

経済学者の「ヴィルフレド・パレート」が発見した法則なのですが、

経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成する一部の要素が生み出している

という理論のことです。

馴染みのある他の言い回しでいうと、「80:20の法則」とか、「28の法則」とか言われていますね。

この「パレートの法則」を蟻や蜂の世界に当てはめてみると、

  • すごく働く蟻:2
  • 普通に働く蟻:6
  • 働かない蟻:2

に分かれるそうです。

そして、すごく働く蟻2割だけを取り出して、別の巣を作らせても、必ず「2:6:2」の割合になるそうですし、同じく、働かない蟻2割だけを取り出して、別の巣を作らせても、必ず「2:6:2」の割合になるそうです。

面白いですよね。

必ずこの割合になるということは、これには何か意味が込められているのだと感じます。

 

  • 働かない2割がいるおかげで、普通に働く蟻は「頑張ろう」となり
  • 普通に働く蟻がいるおかげで、すごく働く蟻は、「もっと頑張ろう」となり
  • すごく働く蟻がいるおかげで、働かない蟻も普通に働く蟻も「めっちゃ頑張ってはんなぁ~」となるのでしょう

 

お互いがお互いを必要としている理想の組織がまさにこの世界なのかなぁ、と。

 

自分が所属している会社組織で、そういうチーム編成を一度はやってみたい、と思いましたね。すごく働くチーム、普通に働くチーム、働かないチームに分けて、何か同じテーマでもって競わせるというような。

 

さて、冒頭の「仕事ができる人ばかり集めたら最強の組織は作れるのか?」、という問いへの答えです。

結論としては、最強の組織は作れると思います。が、元々は仕事ができる人だったけど、下位2割は仕事ができない人に成ってしまう可能性があります。ということは、最強の組織(全員が仕事ができる)では無いとも言えるので、結論が2つになりますね。

上記法則の通り、仕事ができる人(すごく働く蟻)には、仕事ができない人(普通蟻&働かない蟻)が必ず必要になるということを考えると、仕事ができる人だけの最強の組織は存在しないというのが結論なのかもしれません。