週末の良いところはどんなテーマでも書けるところ。
本日はこちらの本を紹介します。時間に追われていて毎日忙しい人、逆に、時間を追いかけ回したい人におススメです。
◆自分の時間はありますか?
- アーノルド ベネット
- 自分の時間
人は誰しも1日24時間を平等に与えられていて、人それぞれに忙しくは過ごしているのだけれど、時間の使い方を改めて振り返ると、何となく過ごしてしまっている時間は誰にでもあると思います。
本書は、よくあるタイムマネジメントやハウツー本に書いてあるような隙間時間を活用して時間効率を上げるという話でなく、そもそもの1日の時間の使い方、一週間の時間の使い方の指南が具体的に書いてります。
そっくりそのまま、指南通りにするだけフリーハンドで自由に出来る時間を手に入れることが出来ちゃいますので、時間に追われている方はご一読をしてみてください。
気に入ったフレーズ
- ただ始めさえすればいい
- 週三回の夜の90分を一週間の全時間の中で、最も重要な時間になるようにする
- 家を出たらひとつのことに思考を集中してみる
- 何よりもまず詩を読みなさい
◆考え抜かれた努力とは・・・
もう1冊いきましょうか。
手に入れることが出来たたくさんの自由な時間は、自分の好きな分野を突き詰めることに使ってみてはいかがでしょうか。2冊目はこちら。
- ジョフ・コルヴァン
- 究極の鍛錬 単行本
『自分が選んだ分野で達人になろうと大きな投資を行うこと、より熟達した指導者を求めること、学びのなくなってしまうコンフォートゾーンを抜け出すために自分を常に追い込むこと、常に自己の限界に挑戦すること』
「究極の鍛錬」とは何ぞや、ということが凝縮されている一文がこれです。
背筋がピシッとしませんか。コンフォートゾーンにずっと留まっていては、成長や学びが無くなるんですね。。
もう一つ大事なことは、メンターやコーチといった指南役を見つけることなのですが、これは運や縁が左右するものなのですが、皆さんの回りにそういう御大はいらっしゃいますかね。。
ちなみに、副題は『天才はこうしてつくられる』となっていて、先天的な生まれながれの天才ではなく、後天的に考え抜かれた努力をどれだけ継続的に行うことが出来たかが、凡人と天才の分かれ目なのだと理解できます。
ただの努力ではなく考え抜かれた努力としているところがニクイですね・・・
巷で言われている「一万時間の法則」が、本書の各種統計によっても証明されているので、法則は確かにあるんだぁと。一読の価値はございます。