転職はマルチタスクで考えよう 失敗しない転職論

ブログテーマは「失敗しない転職」です。せっかく転職するのであれば狙って成功させましょう。転職5回、仕事を楽しんでいる製造業に軸足を置くサラリーマンが発信しているブログです。転職で失敗しない為の思考法」や「転職エージェントの使い方」等が知りたい方はブログをチェックして下さい。転職先に行ってから「失敗してしまった・・」となってからでは遅いですからね。

仕事がしんどい時や、現職から逃げ出したい時にうまく乗り切る方法

新卒で入った会社が大企業で安定していて、そこで順調に仕事をし定年を迎える。

そして、再雇用され、後進の育成に励んで、と「転職したい!」なんて微塵も思わずに、絵に書いたような勝ち組仕事人生を終える人もいるのが現実世界。。

一方で、新卒で入った会社が不安定なブラックで、仕事を頑張れど努力が報われず、勇気を振り絞って転職しても失敗ばかり。

今の会社で定年を迎える想像すらつかず、再雇用なんて夢の世界、老後の生活のイメージすらできないという人がいるのもまた世知辛い現実であります。

この違いは何処から生まれるのか、何が原因なのか、あれこれ考えたりします。

生まれた家の経済力や親の遺伝も関係あるだろうし、本人の才能や学歴、人脈、運の要素もあるだろう。

今風にいうと親ガチャ、上司ガチャ、転職ガチャ、色々なガチャがあって、これが原因なんですと断言できるものはなく、複雑に様々な要素が絡み合って一人一人の現実を形作っているのだと思う。

そんな現実世界の中で、良い仕事人生を送れている人の特徴:

・自分が持っているカード(才能・環境・強み・弱み)を深く理解

・与えられた環境で自分ができる勝負を目一杯やっている

この2つがやれている人は長い目でみても、人生がうまくいっています。

 

とまぁ身も蓋もない話から始めてしまいましたが、自分の人生や仕事からは絶対に逃れられない訳で、何とか生き抜いていくしかないのが紛れもない現実。

そして、人間は弱いもので、そんな現実からたまには逃げ出したくなる。当然、私にもそういう時があります。

・自分が弱っている時

・仕事がめちゃくちゃしんどい時

・今の仕事から逃げ出したい時

そんな時にうまく切り抜けられる方法を知っていたり、ダメージを少なくする術を知っていたら、多少は心が楽になると思う。本当に。

仕事がしんどい人や、現職から逃げ出したい人、現職が嫌で転職を考えている人におすすめの記事です。

仕事の悩みは3つ!!

先ず、そもそも何に悩んでいるのかの現状把握。何よりも大事。

目の前の困り事をクリアに把握しないことには、対処方法を選べません。

と言うのも、仕事でしばらくの間悩み続けていると、自分の悩みのタネが分からなくなってくることがあります。結局、一番何に悩んでいるのか分からず毎日しんどいと。

なので、改めて悩みの「真因」を振り返るのは大事なことです。

さて、仕事がしんどい、辞めたい、逃げたいという人に共通する悩みの「タネ」は大きく3つあります。

  • 人間関係
  • お金関係
  • メンタル関係

先ず、「人間関係」。上司や同僚、部下がウザいとか、取引先が言うことを聞いてくれないとか、仕事に関わる人との関係構築がうまくいっていないケースです。

1日8時間以上、週40時間関わる人達ですから、この「人間関係」が悩みのタネだと辛いですね。

次に、「お金関係」自分の仕事と今の収入が見合っていない、業界として給与水準が低い、年功序列の為、若くしてのキャリアアップ、昇給が期待できないとか、今の収入に不満を抱いているケースです。

お金で解決できることや、お金で折り合い、妥協できることは多いので、「お金関係」がボトルネックになると、解決手段が限られてしまい、しんどい現実から逃れられなくなります。

そして、「メンタル関係」。仕事のやりがいを見失っている、家族からのサポートが無い、寝ても疲れが取れない、常に何かが心配等、心が安定していないケースです。

自分の心が安定してはじめて、前向きに仕事に取り組めます。メンタルに不安を抱えている状態が長く続くと多方面に影響を与えるので、早急に何とかしたい悩みです。

自分がコントロールできることだけに、「集中する」

悩みが何か特定できたら、次にするのは自分の力だけで解決できるものか否かの選別です。要するに、

自分がコントロールできること

自分がコントロールできないこと

に分ける必要があります。

最低限、この考え方を頭の中に入れておけば、余計な心配をすることは無くなりますし、回りの人や環境に悩まされることは無くなります。

そもそも、自分以外のことはコントロール不可能です。

悩みが尽きないひとは、他人や会社や自然や外部環境等をコントロールしようとするから、悩んだり、イライラしたり、心配したり、落ち込んだりしてしまいます。

例えば、「人間関係」でいえば、相手がどう思うかは気にしないことです。

人間関係で悩み過ぎる人は、自分のすること、したことに対して相手の反応を過剰に意識してしまい、それがストレスになって悩みのタネになっているケースがよくあります。

相手の反応はコントロールできないと割り切り、自分がすべきことだけに集中しましょう。

また、仕事での「お金関係」でいえば、業界水準がそもそも低いケースは転職をお薦めします。

それに、現職から評価されていないと感じるのであれば、先ず、評価基準を上席とすり合わせて、それを満たしたにもかからず、年功序列で年収が一向に上がらないケースは、やっぱり転職をおススメします。。

自分が頑張っても何も変わらない、変わる兆しが全く無いのであれば、その環境で頑張ることは徒労ですから、環境自体を自分で変える方が悩み解決に繋がり易いです。

自分でコントロールできることに舵をきるというは、まさにこういうことの連続で、給与水準の高い業界を選んで、評価基準が明確な会社で仕事をすれば、仕事を頑張っているのに、年収が上がらないという悩みは無くなります。

そして、「メンタル関係」。仕事のやりがいが見いだせない、心が安定しない等は、人間関係、お金関係の悩みも抱えていて、「これぞ」という特定が簡単にできない難易度の高い悩みではあります。

本当にヤバイ場合は、メンタルヘルス等の医療機関で相談することをおススメしますが、解決策としては、「全て忘れて寝ること」です。

効果めちゃあります!メンタル関係で心が安定しない人は、寝る前にあれこれネガティブなことを考えてしまうのが一因だと思います。

私でも、嫌な事やネガティブなことを考えながら、毎日寝ていたら、心の平静は保てないと思いますし、そもそも眠れないです。。

色々あると思いますが、就寝時は全て忘れて寝ちゃいましょう。それで、ある程度メンタルは回復してくると思いますよ。

あと、朝日を浴びて運動することですね。これもめちゃ大事であります。家に閉じこもってばかりいたら、仕事での嫌なことをまた思い出してしまいますから、外に出て太陽の光を浴びて、軽い運動することをおすすめします。

f:id:ponzoh:20210925063441j:plain

「忘れ力」はめっちゃ大事なスキル

メンタルが安定していない場合は、全て忘れて寝ましょうという説をお伝えしたのですが、「忘れ力(わすれりょく※造語)」を裏付けする研究例があったので、少しだけ紹介します。

トロント大学が行った新しい研究で、忘れっぽいということは実は優れた知性のサインだとわかったのだ。

研究では、人間の記憶は、価値ある情報を覚えて重要でないディテールは忘れてしまうことによって、基本的には重要なことのために場所を空けて、意思決定を最適化していると示唆。

http:// https://www.harpersbazaar.com/jp/beauty/health/a26833977/being-forgetful-is-actually-a-sign-of-high-intelligence-190316-lift1/

私も忘れっぽいところがよくあって、都合の悪いことや自分にとって必要の無いことは、本当に記憶から抜け落ちていることがある。というか記憶すらしていない。

端的にいって、自分にとって必要のないことを簡単に忘れることができるスキル、「忘れ力」はメリットしかない。

あ、回りの人間からは少し嫌な顔をされるかもしれない・・・が、そんなことを気にしていたら悩みは解決しないからね。

もしかしたら、悩みや不安が尽きない人は、この「忘れ力」が弱いのかもしれない。

もちろん、悩みや不安を広く深く考えて、問題解決に繋げていくアプローチは、時には必要だろうけど、「忘れ力」が弱い人がこれをやると、頭の切り替えができず、ずっと悩みや不安が頭の中に残ってしまい、疲れてしまうのよ。

当然、考えたことや、うんうん悩んだことが問題解決に繋がればOK。

が、考えても問題解決に繋がらないとか、そもそも、自分がコントロールできない問題でどうしようもないケースなのでは、と常に疑う必要はある。

自分がコントロールできない問題から生じる困りごとに不満を抱いたり、悩んだりしている場合は、「忘れる」というアプローチを試してみることをおススメします。

自分がコントロールできないことに、「惑わされないで・・」

色々と悩み多き人と話していて思うことは、いくら考えたとしても、実行できる打ち手がないケースについて悩んでいるのがほとんとです。

分かり易く例えると、明日、雨が降ったらどうしよう・・ということについて、ずっと悩んでいるようなものです。当然、天気はコントロールできません。

そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、悩み過ぎていて自分のことを客観視できていない状況ではありえることです。

雨が降るか降らないかについて悩むぐらいなら、傘を持っていくとか、出かけるのを止めるとか、自分ができることについて、考えた方が解決策が出やすいです。

人間関係でも、お金関係でも、メンタル関係でも、解決策が出ない「問い」に対して、考えたところで、結果的に時間の無駄で、現状は何も変わりません。

要するに、5、10分考えて、実行可能な答えが1つも出てこないのであれば、それは考えているのではなく、自分でコントロールできないことについて悩んでいるだけです。

その場合は、自分がコントロールできることは何だっけ?という風に思考をシフトチェンジさせていき、悩みから少しでもいいので自分を解放していってください。

自分がやるべきことを見つけて、そして、集中してやり切れば、「結果」上手くいくかどうかは神のみぞ知る世界であります。

ちなみに、やりきった後は、そのイベントは頭の中から消し去りましょうね。ザ・「忘れ力」。

トリガーは「行動力」 決意だけでは何も変わらない

悩みのタネはこれまでお伝えしたやり方で解決できると思うので、悩みを解決した後、どうすれば仕事を好転させていけるのかについて少し書いておきます。

短期的には、アゲインストで凄いしんどそうに見えても、長期的には潮目が変わって、どこかでフォロワーの風が吹いていく人と、一方、同じ状況なのに、そのまま沈んでいく人との決定的な違いは、行動力に収斂されます。

もがきながら、苦しみながらでも、何かアクションを続けてさえいれば、外部環境が変わってうまくいったり、回りが救いの手を出してくれることもあります。

厳しいことを言いますが、今いる環境に不平不満があるのであれば、まず最初の一歩を踏み出さないと何も始まらないし、悩みのない新しい環境を手に入れる為には、これまでの考え方や行動も少しづづ変える必要があります。

最初の生みの苦しみはしんどいだろうけど、新しい世界に飛び込む為にはエンジンをふかして前に進むしかありません。

安定した会社で悠々自適な生活を送れる人は、素敵な仕事人生をそのままぜひ満喫してください。

一方、今の会社や仕事に不満がある人は、現職で仕事のやり方を変えていく選択もあるだろうし、転職をして新しい環境に飛び込む選択もあります。

大前研一御大の有名なキャッチフレーズです。曰く、自分を変える方法は3つ。

時間配分を変える

住む場所を変える

付き合う人を変える

お気づきになられたと思いますが、3つ全て「行動」を伴う方法であります。決意だけでは人間は変わらないということです。

ちなみに、転職で、この3つ全てを一気に変えることができるんですよね。

転職に興味が出てきた人や、具体的な転職のやり方を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください!

www.freeponzohflow.com