ネタとビールが新鮮なうちに書いておきます。
久々の野球観戦で感動するとは・・・それは、明治神宮球場での「ヤクルト VS 中日戦」で起こったのです。
14:00プレイボールで始まった一戦。外で爽やかに飲むビールは美味しく、まさに野球観戦日和。
ゲームはヤクルトが少しリードする展開で、ポンポンとテンポよくすすみ、3対2で9回表までやってきたのですが、中日もしぶといです。
そのままジ・エンドとはいきません。最後の最後で同点に追いついて、ゲームは延長戦にまでもつれ込みました。
ふと気づいたら、夜の帳が下りようとしていました。
球場の奥には、建設中の国立競技場が見えます。来夏のこの界隈の盛り上がりが自然と目に浮かびます。
延長戦は膠着状態が続き、両チームがピンチとチャンスを交互に繰り替えすという展開で、畢竟、延長戦の最終回12回を迎えました。
先攻の中日は追加点獲得のすんでのところで、ヤクルト投手「ハフ」のナイスピッチにより抑え込まれました。この時点で、中日の「勝ち」は無くなりました。
そして、ヤクルトの最後の攻撃が始まりました。
「野球は最終回のツーアウトから始まる」とよく言われるのですが、まさにその格言が目の前で起こったのです。
12回裏・ツーアウト・ピッチャーの「ハフ」に代わり、代打「青木」の登場です!!
球場全体が異様に盛り上がり、一気にボルテージが上がります。
「青木なら、サヨナラホームランを打ってくれる!」ヤクルトファンの声が木霊します。
結果は、こちらをご覧ください。
ヤクルトvs中日 延長12回裏
— DOBN (@_DOBOON_) April 6, 2019
青木宣親選手の代打サヨナラホームラン!! pic.twitter.com/RC6wAfGjMu
青木やりました。サヨナラホームランです。
打った瞬間ホームランと分かる当たり。最後の最後で、ベテラン青木が最難関仕事をやり遂げましたね!!
サヨナラホームランで球場全体が一つになり、その盛り上がりは鳥肌ものでした。観客総立ちです。
テレビで見ると「すげーな」の一言で終わってしまう、よくあるイベントにしか過ぎないものが、実際にその場で体験すると心がここまで動くんですね。
心が動く体験を重ねた方が人生は豊かになりますからね。平成最後に非常に良い経験をさせてもらいました。
ちなみに、私はヤクルトファンではなく根っからの巨人ファンなのですが(笑)、それでも感動しますから、たまにはスポーツ観戦にいきましょう。
そして、もう一つ昨日得た豆知識をひとつ共有します。
野球名鑑という、全選手・コーチのプロフィールや年俸、キャリアについて書かれた冊子があります。
プロ野球カラー名鑑2019 【ポケット版/文庫サイズ】 (B.B.MOOK1431)
それを見ながら野球観戦をしていたのですが、年俸が比較的安い選手は、「ここぞ!」という場面では「気合の入り方」が一味も二味も違うので、チャンスの場面でよく打つことに気づきました(的中率70%)。
野球名鑑を手元に野球観戦をすると、斯様に色々な角度から野球を観ることが出来ます。試合観戦に飽きが来ずずっと面白く観れるので、球場に行かれる際は野球名鑑を携行されることをおススメします。