また、白い巨塔がドラマ化されるんですね。何回目?と思ってしまうぐらいに幾度となくドラマが放映されている記憶がありますが・・
SP×図書館戦争×白い巨塔=面白いわけがないとなるので、気になります!
◆理想の組織・働き方とは?
本日は「理想の組織・働き方」という切り口からお伝えしていきます。
ピョートル・フェリクス・グジバチ氏の名前は聞いたことありますか?「ニューエリート」という本を出している方なのですが。
キャリアとしては、モルガンスタンレー → グーグル → 起業という感じの人で、めっちゃ外人なのですが、日本語ペラペラです!
そのピョートルさんの話を聞く機会があり、いくつか考えさせらることがあったので共有したいと思います。
◆理想の組織とは心理的安全性が担保されていること
まず、「理想の組織」とは?定義は?
結論からいきますと、
あなたの属している組織に「心理的安全性」がちゃんと担保されていれば、「理想の組織」にかなり近いです。
少し強引ですが、これが今の労働環境における、組織のあり方の答えなのでしょう。
「心理的安全性が担保されている」状態はどんな状態かというと、
- マネジャー含めたチームメンバー間で、本音で語れる信頼関係がある状態
- チームやメンバーのゴール設定、役割が明確であること
この2点を満たしていれば、自律的に動ける組織であるとも言えるし、メンバーが仕事を面白いと思えているので、仕事のパフォーマンスも自然と上がるでしょう。
では、このチーム状態をどう実現すればいいのか?
それは、全てマネジャーの力量次第なのです。マネジャーは大変です・・・(笑)
過去の経験からいっても、優れたマネジャーがいる組織とそうでない組織とでは、チームの一体感が全然違いましたね。
◆マネジャーはチームのコーディネーターに徹する
「良いチーム」は、自分の為がチームの為に繋がっていて、自分の頑張りがチームの成長に繋がるという好循環。
「悪いチーム」は、チームの為に貴方が頑張ることが、貴方の成長に繋がるという、チームありきの思考なので、自分の頑張りが最大限まで出ないので好循環にならないんですよね。
昔もそうですけど、現在は「自分ありき」の世界がより強いですから、尚のことですね。チーム以前に、自分の理想の働き方を追い求めている人がほとんどだと思います。
ひと昔前は、会社に完全に依存するのが理想の働き方でしたけど、今はねぇ・・・・
では、マネジャーはどうすれば良いのか?ピョートル氏は1つのガイドラインを提示しています。
結論としては、
マネジャーはコーディネーター役に徹しろと。
つまり、個人の育成やチーム作り等のコーディネーションがマネジャーの業務なのだと。その結果、チームのパフォーマンスが最大になるんだと。
そもそも数字を追いかけ、同時に、チームマネジメントもするプレイングマネジャーは組織体制としてダメだということですね。いかにチームを作って、最大のパフォーマンスを生み出せるかは、全てマネージメントにかかっているということです。
と正論を言われても困るよ!というマネジャーもいらっしゃるでしょうから、このテーマで次号に続けます。