「部長ならできます」としか答えらないサラリーマンって
ある大企業の社長から聞いた話で、面白いけど、笑えないエピソードがありました。
「君、何が出来る?」→「部長ならできます!」
「君、何が出来る?」→「上司の命令なら聞けます!」
「君、何がやりたい」→「特にありません(余計な仕事はしたくない)」
「君、何がやりたい」→「そんなこと今まで考えたことありませんでした」
これヤバくないですか?
ある大企業の中での実際の一コマらしいのですが、自分の頭で何も考えないで、組織に言われるがままに歳を重ねてきてしまった感が半端ない!!
もちろん、色々な苦労を重ねたり、組織に対する貢献はあったのでしょうが、仕事において何ができるの?と問われて、「部長ならできます」と答える所にヤバいサラリーマンの仕上がり具合を垣間見ました。
私の昔の会社にもいましたよ。。ヤバリーマン達が。
ヤバい諸先輩の一部ですが、どうずご査収ください(笑)
昔はそう言う名物おじさんいましたね。営業の電話をこれ見よがしに大声でがなる、がなりさん。仕事を定時で終わらせ神田で熱く語る、神田さん。5分に1回は席を外して、非常階段のとこまで行き煙草を吸う、マイルドさん。新聞をじっくり読んで切り貼りして社長にレポートする、福井さん。あ、最後の実 https://t.co/KpQp3gsJGx
— ponzoh@転職ブログ (@team_ponzu) January 22, 2019
自分に問いかけるべき3つの質問
「自分は何ができるのか」
「自分は何がやりたいのか」
「自分は何をやらなければならないのか」
この3つの問いについては、組織で生きるサラリーマンであろうと、組織外で生きるフリーランスであろうと、起業家であろと、何者であろうと、自分の中で「答え」を持っておいた方が良いでしょう。
何故ならば、この問いに対する答えがご自身の仕事観になりますから、言わば仕事人生のコンパスのようなものですよね。
残念ながら、こういう事を考えずに、思考停止状態で組織でずっと生き長らえてきた果てが、「部長ならできます」というヤバリーマンの爆誕ということになるのではないでしょうか。
高度経済成長の時代であれば、日本のGDPも会社の売り上げもサラリーマンの年収も、右肩上がりだったのでそれはそれで良かったのでしょうけど、今の時代はそうではありませんからね。
より「個の力」が問われる時代になってきていますし、その流れはドンドン加速しています。
さらに言うと、右肩上がりじゃないからこそ「人生100年時代」と言われるように、働く期間も昔と比べて非常に長くなってきています。そんな厳しい時代に「思考停止状態」の人を企業が採用しますかね、と。つまり、「個の力」がないと生き延びられない厳しい時代に入ったということです。
CAN・WILL・MUSTのフレームワークで自己分析を
下記3つの問い(フレームワーク)を、考えたことはありますか?
CAN:自分は何ができるのか
WILL:自分は何がやりたいのか
MUST:自分は何をやらなければならないのか
「好きなことを仕事に」と昨今の世の中では盛んに言われていますが、
「自分の好きなこと」を見つけるのってどうやんの?
とお悩みの読者さんも多いと思います。
「好きなこと」を見つける為のアプロ―チは色々あると思いますが、「CAN・WILL・MUST」のフレームワークもそのアプローチの1つとして使えると思いますし、転職活動を進める上での「自己分析」、「キャリアの棚卸」にも繋がっていきますので、一度使ってみることをおススメします。
こういうフレームワークは知っているだけではダメで、取り合えず一度自分で使ってみることが大切ですので、是非!
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
キャリアアップするにしても、転職するにしても、現職でやりがいのある仕事をするにしても、いずれにしても、自ら取りに行く姿勢が無いとオイシイ思いができない世の中になってきました。