おはようございます。本日は出張なので、まずは元気が出るこのネタをお届けします。
ウィル・スミス、ええ味出してはりますw変態に見えるけどww
◆「AI」はルーチン業務を、人間は非ルーチン業務を
「AIが仕事を奪う」をテーマに2号にわたり書いてきましたが、本日でこのテーマは一旦終わりです。
先に結論を申し上げますと、
「AI」が仕事を奪うではなく
「AI」が人間の代わりにルーチン業務やってくれる時代になるので、人間はそれ以外の仕事に集中できる
ということだったのです。
正確には「AI」とは、「機械学習(マシンラーニング)」のことを指していますけど、ざっくりコンピュータ(ロボット)として捉えて頂いてOKです。
◆「AI」には置き換えられない仕事とは
オックスフォード大学、オズボーン博士の論文「未来の雇用」
https://www.oxfordmartin.ox.ac.uk/downloads/academic/The_Future_of_Employment.pdf
この論文の中で、「AI」が人間の代わりに仕事をする時代がくる、という検証を重ねています。
米国において、10~20年内に労働人口の47%(の仕事)が、コンピュータ、機械<※論文では computerisation>に代替されるリスクは70%以上という推計結果
この結論を導くために、仕事を3つの切り口で分析しています。
- social skill(社会的知能)
- creativity(創造性)
- perception and manipulation(知覚と操作)
つまり、この値が低い仕事は、「ルーチン業務」と言えるので、「AI」が人間の代わりになるという論になるわけですね。具体的に言うと、例えば下記の仕事ですね。同じ仕事の中でも、「ルーチンでは無い業務」もあるかもしれませんので、あくまでも参考程度にみておいてください。
銀行の融資担当者
不動産のブローカー
保険の審査担当者
電話オペレーター
レジ係
カジノのディーラー
パラリーガル、弁護士助手
データ入力作業員 等
逆にいうと、 この3つの値が高いものはどうやっても「AI」には置き換えられない、とも言えるわけなので、我々、人間はこの能力を高めていく必要があるわけですね。
- social skill(社会的知能)
- creativity(創造性)
- perception and manipulation(知覚と操作)
例えば、
「非ルーチン」の仕事を「ルーチン」で流れるように整えて、仕組化する
という仕事は、「AI」には出来ない人間の仕事でもあるので、そういう仕組み化が出来る人は将来安泰とも言えるわけですね。
他にも、「社会的知能」を別の言葉に置き換えると「コミュニケーション」とも言えるので、高い対人能力が求められる「営業」の仕事は価値が高いですよね。
「創造性」に関して言えば、アーティスト、建築家、プロデューサー、デザイナーなどは高いクリエイティビティが求めれます。
先ほどの、「非ルーチンの仕事をルーチンの仕事に置き換える仕組み作り」という仕事も「創造性」が高い仕事だと言えるので、一般的なサラリーマンの中でもこの「創造性」が高い仕事をしている人はたくさんいるでしょう。
◆今のあなたのお仕事は「AI」が代わりにやれるもの?「AI」がやれないもの?
「AIが仕事を奪う日がくる」と、まことしやかに巷で言われています。さらに言えば、「AI」を使いこなすぐらいのことは考えないと生きていけない時代になってきたのかもしれません。
ただそんな時代でも、高いコミュニケーション能力(社会的知能)と、高いクリエイティブ性(創造性)があれば、何処まで「AI」が進化したって、置き換えられることはありません。
まず立ち止まって考えるべきは、
今、自分がやっている仕事は「AIと代替可能なレベルのもの」なのか否か
ということではないでしょうか。
今のあなたのお仕事は「AI」がやれるものですか。「AI」がやれないものですか。
今回のテーマはいつになく真面目な感じになってしまいましたが、、ご自身の仕事を振り返り良いきっかけとなれば嬉しいですね。
ちなみに、「自己分析」や「キャリア棚卸」のやり方が分からないという方は、本ブログを引き続きお読みくださいね(笑)メインテーマは、転職ですから!!