- ◆足元の状況把握が曖昧なままで、転職活動しても上手くいかない
- ◆キャリアの棚卸はどうやってするのが効率が良いのか
- ◆キャリアの棚卸を転職エージェントを使ってやる
- ◆転職エージェントの選び方、転職エージェントからの選ばれ方
本日も関西出張です。
絶賛放映中の大河ドラマ、「いだてん」を見るのを忘れていました。東京オリムピックが2020年にあるので、前回の東京五輪はどんなものだったのか知識を入れておきたかったのです、、ダイジェスト版とかあんのかなぁ。
◆足元の状況把握が曖昧なままで、転職活動しても上手くいかない
さて、
- 自己分析
- 自身のキャリアの棚卸
- 職務経歴書の作成
- 現職の仕事の良い点、悪い点
は、何となく掴めてきましたでしょうか。これらの作業は、転職することから遠いように見えて、案外近道です。
転職活動が本格的に軌道にのってきて、書類選考→面接と事が運んだ時に、自分自身のことが語れないと、なかなか面接を突破することは難しいですから、ボトルネックは最初につぶしておきましょう。
足元の状況把握が曖昧なまま、ゴール(転職の希望条件)を先に決めてしまうと、そのゴールに到達する為の納得感のあるプロセスがなかなか決まりせん(良い転職活動が出来ない)。
すごく大切なことですので、大きい文字で書きました。
◆キャリアの棚卸はどうやってするのが効率が良いのか
山登りをイメージしてみてください。
頂上というゴールに到達するルートは様々ありますが、自分はどの登山口から登るのか、自分は何合目にいるのか、何時間で登るのか、これらが決まらないと、ルート計画の決めようがありません。キャリアについても全く同じのことが言えます。
とはいえ、「どうやって自身のキャリア、現職を振り返れば良いのかよい!」とスマフォの画面を見ながら突っ込んだ貴方。。仰る通りです。
自己分析やキャリアを振り返ることを、「キャリアの棚卸し」という言い方が一般的ですが、この棚卸しをする時に転職エージェントを活用するのが、転職エージェントの良い使い方の1つだと思います。
要は、転職エージェントと実際に対話をしていくことで、結果的に自然とキャリアの棚卸しが出来ちゃっているというわけですね。
◆キャリアの棚卸を転職エージェントを使ってやる
「キャリアの棚卸し」、「現状把握の初期の段階」ではどんな転職エージェントを使っても良いと思います。良いに越したことはないですが、肩肘張らず、適当に何社か声をかけてみましょう。
理想は質問力の高い、こちらのことを色々引き出してくれる転職エージェントですが、そういう担当に出会えるのは運の要素が大きいので、まずは5社ぐらいお会いすれば良いと思います。
時間の許す方は10社ぐらい合えば、転職エージェントの見る目が養われ、彼らのレベル、良し悪しも分かってくると思います。
但し、あくまでも「キャリアの棚卸」を転職エージェントを使ってやるのが目的なので、それは忘れずに。エージェントとの対話の中で、自分1人の振り返りでは気づけなかったこともたくさん出てくると思います。
転職活動を前に進めていく為に、まずは頑張って転職エージェントと会うようにしましょう。気持ちとしては「茶飲み感覚」で気軽に会いに行く感じで良いと思います。
別に冷やかしで行くわけではないですし、転職エージェントも人に会うのが仕事ですので気張らずに自然体でOKです!
◆転職エージェントの選び方、転職エージェントからの選ばれ方
「転職エージェントの選び方、選ばれ方」については、別の号にアップする予定なので
詳細は省きますが、
一言で言うと「運!!」
です。これにつきます。
大手転職エージェントであろうが、中小転職エージェントであろうが、専門転職エージェントであろうが、ヘッドハントであろうが、結局は担当者次第です。
筆者の経験上、良い担当者に出会うには、とにかく色んな転職エージェントに会いまくりしか方法は無いと思います。
これまで数十社の転職エージェントの方、約46人と会ってきましたが、「これぞ!」と思う素晴らしい転職エージェントはその内5人ぐらいですね。
ちなみに、筆者が良いと思う転職エージェントの基準は、
- 質問力が高く、筆者の良い所、悪い所を引き出してくれる
- むやみやたらと案件を提示してこない
- 企業側とのグリップが強い
です。
ここいらで話を纏めます。
今回、転職エージェントに合う目的は、最初のキャリアの棚卸しを手伝ってもらうことなので、取り敢えず、
- 大手2社
- 中小2社
の転職エージェントに会うぐらいで良いと思います。
職務経歴書が無い方は、この機会にサクッと作成してしまいましょう!転職エージェントによってはアドバイスをしてくれるところもありますし。そうそう、転職エージェントさんも商売ですから、ある意味上手く活用すれば良いと思います。
転職エージェントと話すだけで、ご自身のキャリアの振り返り、現職への理解も深まりますから、是非実践してもらいたいです。
次号に続けます。